年功序列

これでも寒汰は、フィリピンに通い始めた頃はまだ、他人に対して偉そうな態度をとることは今より少なかったようである。

(もちろん、十分に有害で他人に迷惑をかけまくっていたから、デビル総裁率いるグループも寒汰に対する怒りを隠さないのであるのだが)

寒汰がフィリピンに通いだして2年後、ざ・マニラから追放された後、寒汰は周囲に対して偉そうな態度をとるようになっていく。

「ゲヒヒヒヒ。俺はフィリピンベテランなんじゃよ。俺は凄いんじゃよ。お前は駄目なやつだ。俺を尊敬しろ。ゲヒーーーッヒヒヒッヒヒヒ」

英語もタガログ語も一切できない寒汰が「お前はもっと英語/タガログ語を勉強しろ」と英語やタガログ語が寒汰より遥かに出来る人間に言うのは、笑止千万だが、寒汰本人はどうも大真面目なようであった。

この寒汰の行動の裏には、寒汰が10年以上務めていた国鉄の文化があるように思われる。国鉄では先輩後輩関係が絶対で、能力の有無にかかわらず先輩が後輩に対して偉そうに振る舞っていたという。

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筆者が最初に勤めた会社は典型的な日本の大企業だった。年功序列が明確にあり、出身大学によって昇進のスピードがある程度決まっていた。入社時に特別な星がついた人間は、よほどの落ち度がない限り、課長までは最短コースで昇進していく。一般社員にはそういう最短経路がどういうものであるかも、自分にその星がついているかどうかすらわからないが、星がついてる人間は、入社時からそれが薄々わかるようになっていた。

同期入社そろっての研修など、なにかイベントがあるたびに必ず代表などに指名されるし、新しい部署に配属されると直属でない上司たちからやたらと目をかけられ、非公式なサークルにやたらと呼ばれる。その非公式なサークルのメンバーは、最短コースで昇進した人間ばかりで占められているので、なぜ自分がそこに呼ばれているのかも嫌でもわかるのだ。

最短コースで昇進していくと、困ったことが一つある。それは高卒の年老いた人間が、自分の下につくことである。高卒でも専門技術で非常に優秀な人間はいて、そういう人とは筆者も職級を超えて仲良くなった。ただ、そういうケースは恐ろしく稀である。だいたい、ろくに使えない。新しい技術が覚えられない。新しい技術を教えても、古い時代遅れな手法でしか使えないので効率が恐ろしく悪い。そもそも頭が悪いので、臨機応変な対応ができない。はっきり言って、箸にも棒にもかからない。新卒の大学生の方が半年もあればよほど使えるようになる。だから、特に技術を扱う筆者の居た部門では、そういう老年組はどこのチームも取りたがらず、ババ抜きのババのように皆で押し付けあっていた。

(彼らの名誉のために言うと、彼らは人柄はとてもいい人が多かった。)

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話を戻そう。高卒の上に仕事が一切できなかった寒汰は国鉄では一切昇進ができず、若い頃から窓際族で、毎日昼飯を一緒にとる仲間さえおらず、150円でパンを買って食べていたらしい。

そんな寒汰はフィリピンに来て感動した。夜遊びには職級はない。フラットなのだから、先輩後輩の差があるだけだ。新入社員当時から寒汰より職級が上で、しかもすぐに昇進していく制度はない。寒汰は小踊りして喜んだ。

「ゲヒーーーーーー!俺より後にフィリピンに来た人間、俺の後輩。だから俺の方が偉い!俺、凄い!俺、尊敬される!俺、嬉しい!ゲヒーーーーーーーーーーー!」

しかし、一方で、寒汰は自分の能力がフィリピンに来る日本人(含むアイヌ人)の中でも恐ろしく低いことに気づいていなかった。寒汰より後からフィリピンに嵌った人間でも、皆寒汰より遥かに英語もタガログ語もできるし、売春婦あしらいも、お店での遊びもうまかった。

だからといって、彼らの方が「偉い」というわけではないが、寒汰が尊敬される理由は何もないことも事実なのだ。

当たり前である。タイ語とタガログ語の区別がつかない、寒汰。シュッテルバス英語の寒汰に「お前は英語/タガログ語を勉強しろ」と言われても、まともに聞き入れられるわけがない。

行くKTV、ゴーゴーバーで女から蛇蝎のごとく嫌われて、ウェイトレスが注文すら取りに来ない寒汰が「俺は女心の達人なんじゃよ。俺は偉いんじゃよ。ゲヒーーーーーー!」と言っても、尊敬できるわけがない。

ここに寒汰の悲劇がある。

寒汰は職級がないフィリピン夜遊びの世界なら、自分がフィリピン先輩として大いに威張れると思っていた。しかし、寒汰の能力があまりに低いため、ほとんど誰も寒汰を尊敬しなかった。寒汰を尊敬したのはせいぜい頭の弱い takashi くらいであった。

さらに、一時は寒汰がすごい人だと勘違いしていた takashi のような人間も、やがて寒汰が何も知らないただのインチキ田舎老人だと知って、次々に離れていくに従い、寒汰の苦悩は増した。

「クソッ、クソッ、クソッ!俺は凄いんじゃよ。俺は世界一のフィリピンベテランなんじゃよ。だけど、誰も俺を尊敬しない。クソッ、クソッ、クソッ!」

困り果てた寒汰は、自分自身のブログに自作自演のコメントを入れるようになった。

「寒汰さん、いつもブログを愛読しています。寒汰さんのブログは素敵ですね。私も寒汰さんのようになりたいです。」

自己愛性人格障害の寒汰は、この自作自演の行為がはまった。生まれてこの方他人に一切ほめられたことのない寒汰は、自分のコメントで有頂天になってしまったのだ。

「ゲヒーーーー!俺、褒められた!俺、凄い!ゲヒーーーー!」

しかし、あまりに見え透いた自作自演に酔う寒汰は周囲から見れば気持ち悪いだけであった。そして、寒汰はますます周囲から疎まれていく悪循環を迎えることになるのである。

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(写真と本文は全く関係ありません)

寒汰がフィリピンに通いだして今年で10年になる。寒汰の脳内では自称フィリピンベテランとして、フィリピン夜遊び会の皇帝となるはずであったが、現実は真逆だった。寒汰はありとあらゆる知人友人に嫌われ、とうとうフィリピンに通うことすらままならなくなったのが現実である。

その最大の理由は、もちろん寒汰の異常な性格である。それに加えて、国鉄時代に染み付いた「先輩になれば偉ぶれる」という概念がさらに悪影響を与えたのではないかと筆者は思っている。

筆者は寒汰の奇行を見るたびに、某日本企業に居た、仕事的には箸にも棒にもかからなかった老従業員たちを思い出す。彼らは人柄はとてもよく、普通に話す分には何ら問題無い人達であった。(知的な刺激はない会話だったが)

一方、寒汰の場合は、能力がないだけでなく自分が有能で自分が先輩で偉いと勘違いしている。負の要素を全て詰め込んだ存在、それが寒汰の寒汰たる所以なのだろうとつくづく感じる次第なのである。

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「臭橋◯至、高橋◯至、臭橋◯至、高◯順至、臭橋順◯、◯橋順至、高橋◯至!臭橋順◯はネットオタクで凄い!」寒汰は今日も、釧路町木場にあるホーマックで千枚通しを買いながら奇っ怪な声をあげていた。

勾践(こうせん)氏(仮名)や周囲の人間はまゆをひそめながら、この狂人を嘲るように見下ろしていた。

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寒汰の迷惑行為による被害者一覧

寒汰物語の過去の人気エントリのリストはこちらをご覧下さい。

他人のパスポートや個人情報を晒して喜ぶ寒汰の悪質な行為についてはこちらのエントリをご覧下さい。

パスポートや個人情報をさらす行為

寒汰が過去に行なってきたストーカー行為については下記のエントリをご覧下さい。

女子高生ストーカー事件(実話)

この世に生を受けたばかりの赤ん坊を侮辱し、死んだ方をパスポートをネットで晒し冒涜する寒汰の非人道的行為については下記のエントリを御覧ください。

死者への冒涜

人の誕生と人間としての矜持

絶句レベルの寒汰の公開オナニーの詳細に関しては以下のエントリを御覧ください。

絶句!釧路臭皇・公開オナニー事件

伝説の寝たきり男と寒汰の対決は下記のエントリを御覧ください。

寝たきり男 I

寝たきり男 II

無敵の男 II – マニラベイカフェ(MBC)

マニラでも指折りの美味しい料理が味わえるレストラン、大虎の情報はこちらをご参照ください。

大虎の秘密の新メニュー、猫又ラーメンについてはこちらを御覧ください。

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About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

4 Responses to 年功序列

  1. 真中足長親父 says:

    僕は中学時代に山岳部に所属しました。理由は、人数が少ない、経験と力量でリーダーを選ぶ、所謂ミンシュ的な部でした。先輩だと威張り散らかす体育会系風潮がなかったからでした。20歳も年上の年配に技術指導したり、20歳年下の子と一緒に仕事をしていますが、経験と技術のある方がリーダーとなる形態です。このような年功序列と能力主義の折半型が一番気に入っています。

    今でもテレビで芸人が先輩、兄さん、師匠などと言うのを聞くと反吐が出そうです。売れもせずバイトで食っているような人が、タダ芸歴が長いというだけで師匠というのは、まさに”お笑い”です。田舎で40年間入力作業を請け負った個人企業の社長が、ビル・ゲイツや孫正義にお前らIT界の後輩と威張り散らかすようなものです。

    できた人は能力と人格を兼ね備えている人が多く、そう言う人は威張らないし面倒もよく見てくれます。何の魅力も無く、威張り散らかす、面倒も見ない、迷惑をかける、責任転嫁をする、そんな真逆の人には誰も近寄らないし、拘りたくないですね。

    • なんと、山岳部に所属されてたんですか。どうりで。
      経験と技術のある人間がリーダーとなるのは極めて自然ですよね。
      私が今いる会社もそうなので、私もそういう体制が好きです。

      ただ、国鉄のように日本の雇用を維持するために作られた会社がそれをすると、寒汰のようなどうしようもない人間は一生下っ端で不満が鬱積するので、年功序列のような制度がある意味合理的だったのでしょう。
      それが国鉄の外でも通用すると思っているのが寒汰の愚かなところですが。

      寒汰の妄想の中ではビル・ゲイツよりも偉いんでしょうねw
      なお、寒汰は回転寿司の全国チェーン、なごやか亭を異常なまでにライバル視しています。
      「あいつは駄目なやつだ。あいつはすぐにだめになる。俺の方が凄いんじゃよ。」と、寒汰は毎日朝礼でがなっているそうです。
      わずか5軒だけのみすぼらしいラーメン屋なのに、全国チェーンのフランチャイズをライバルだと思うあたり、寒汰はやはり偉大だというべきなのでしょうかw
      まあ、身の程知らずと世間では言いますがw

      > 何の魅力も無く、威張り散らかす、面倒も見ない、迷惑をかける、責任転嫁をする、そんな真逆の人には誰も近寄らないし、拘りたくないですね。

      全くその通りだと思いますw

  2. yosuke says:

    私も低学歴、低収入の(箸にも棒にもかからない)タイプの人間です。ただ、こんな私が残念と思うのは、階層が下の人ほど、自分より恵まれた人を見てひがんだり、足をひっぱったり、自分を過大評価する、といった事でしょうか?私には無い感覚なので本当に理解に苦しみます…私は(自分は低レベル)という自覚がありますが、低レベルなのに、その自覚の無い人間が本当に多いですね。また、こんな方々ほど、変なブランド嗜好やコダワリがあるのも見逃せないポイントです(・。・)寒汰物語の主人公以外にも、程度の差はありますが勘違い人間は沢山いますね(苦笑)こんな茶番が許される日本は幸せな国なんだと思います。あっ…年功序列とは関係ないコメントですね(笑)失礼致しましたm(–)m

    • 謙遜する方ほど実は凄いのだと思いますよ。きっと yosuke さんもそれなりの方だと思います。
      しかし、仰るとおりですね。
      下の人間ほど僻み、他人の足を引っ張り、自分を過大に評価します。
      もちろん、人間誰しもそういう醜い面を少なからず持っているものだと思いますが、そういう醜さを凝縮した存在が寒汰ですね。

      子供の頃から一切他人に認められなかった後遺症なんでしょうね。

      そういう人間ほど変な拘りがあるのも確かですね。
      寒汰も自分の基地外じみた貧乏スタイルに異常にこだわるし、行く店や買うものもバカの一つ覚えで絶対に変えません。
      思うに、知能レベルが低く、知的好奇心がないから、他のものを試そうという気すらわかないのかもしれませんね。

      興味深いコメントありがとうございました。またどうぞよろしくお願いいたします。

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