MBC のコーヒー

GAGAさんがレポートしてくれたのだが、マニラ・ベイカフェ(MBC)のメニューには下記の通りのコーヒーがある。

  • Coffee Latte 165 PHP
  • Bailey Coffee 220 PHP
  • Ice Coffee 90 PHP
  • Brewed Coffee 90 PHP
  • Nescafe 75 PHP

9年間毎月フィリピンに通い、語学に堪能で違いの分かる男、寒汰はこのMBCでネスカフェしかオーダーせず、「フィリピンにはインスタントコーヒーしかない」と言い放つ。

Nescafe とほとんど変わらない値段で Brewed Coffee があるのに、寒汰はなぜインスタントコーヒーしかないと言い放つのだろうか?

なお、寒汰がどのくらい語学が堪能かといえば Shuttle をシャトルではなくシュッテルと読み、レストランでモーニングセット(breakfast set と言いたいらしい)、ハンドフリーな恋(手がない恋???)に憧れるほどである。

9年間毎月フィリピンに通っているのに、未だに通訳兼ガイド役のラプ子が一緒でなければ日本語が通じる場所から30分と離れて生きられないほどなのだ。

そんな寒汰にとって「ねすかふぇ」はオーダーできても、Brewed Coffee は意味も分からず、ましてや発音すらできないことは想像に難くない。

Brewed はネスカフェと同じようなインスタントコーヒーだと思い込んでいるのかもしれない。

そもそも極度の味音痴の寒汰、ラーメンの味を「濃い」か「薄いか」の2つでしか語れないほどの異常な味音痴の寒汰ではインスタントコーヒーと煎れたコーヒーの味の違いもわからないのかもしれない。

メニューも読めない、味の違いも分からない、食の知識もないのなら素直に知らないと言えばいいのだが、そこが寒汰が凡人と違うところだった。

寒汰は知ったかぶりをしないと気が済まないのである。

「マニラでは数年前までインスタントコーヒーしかなかったんだぜ。な〜な〜な〜。ゲヒヒヒヒ」

思い込みでとんでもない大嘘をつく寒汰であるが、実際はフィリピンは焙煎コーヒーは昔から広く飲まれている。

むしろインスタントコーヒーの方が新しいのである。

日本とはちょうど逆であるが途上国ではインスタントコーヒーやティーパックに入った紅茶の方が高級と扱われていたりするのである。

海外経験もなく、語学もできず自分の思い込みだけを押し付ける寒汰には一切理解出来ない事情であった。

日本の常識がフィリピンでそのまま通用すると勝手に思いこんでいる情け無い男なのである。

フィリピンでは焙煎珈琲が飲めるどころか、コーヒーの栽培さえ行われている。

最近筆者がブログを通じて交流させていただいている Metabear さんもこちらのエントリのコメント欄でそのことを述べられている。

フィリピンコーヒの代名詞、バラコはこの辺りがその本場です。

バラコは通常栽培されているアラビカ種やロブスタ種とも違い、Cofea libericaという別の種類です。

世界で商業的に生産しているのはフィリピンのみと言っていいぐらいのレアな種です。

熱帯低地で育ちますが、病気に弱く味はアラビカより劣るので生産が激減したんです。

フィリピンのコーヒーは歴史が古いんですよ。

これまでインスタントを高級として焙煎は田舎者、貧民の飲み物としている風潮がありますからねー。

地方の農民はネスカフェ出そうとするのでそれを断って、彼らの焙煎コーヒーと蒸したサツマイモの方を所望したら、最初びっくりされましたよ。

Brewed Coffee  とはっきりメニューに書いてあるのに「マニラにはインスタントコーヒーしかないんだぜ。ゲヒヒ」と今日も言い放つ寒汰であった。

そんな寒汰を博識だと思うのは頭の弱い takashi くらいである。

「凄い!凄い!寒汰さんは博識だ!寒汰さんは世界一のフィリピンベテランだ!」

takashi の素っ頓狂な叫び声が今日もマニラの空に反響していた。

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About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

16 Responses to MBC のコーヒー

  1. けんと says:

    普段、コーヒーというと缶コーヒーか位しかのめないあたしは、たぶんインスタントと粉挽きにしたコーヒーの違いが判らない気がしますwww。
    年に1回位しか使わないスタバで砂糖無しで飲めるアイスコーヒーに感動したのは今でも覚えてますが。

    • スタバのアイスコーヒーは美味しいですね。
      美佳が結構好きです。

      まあ普段飲まない人が違いが分からないのは仕方ないとしても、
      毎日コーヒーを飲んでいて、コーヒーについて偉そうに語っている寒汰が、実は焙煎のコーヒーとインスタントの違いに区別がつかないのはお笑い種ですねw

  2. Chang Mi says:

    フィリピンのショッピングモールでよく見かける、フィガロ(Figaro)って珈琲屋は、
    バラコを使っていて、フィリピン人やフィリピンに詳しい外国人と一緒だと、いろいろ説明してくれます。

    というのも、数年前から、タガイタイを中心に、失われたバラコの復活運動が盛んなようで、
    みんなバラコについて話たいみたい。
    一様に、とても嬉しそうに解説するので、同じ話でも黙って聞いてますw

    お年寄りやド田舎の人には、インスタントコーヒーを好む人も多いけど、(高田さんが書いたような理由で)
    最近のマニラの若い人は、スタバとバラコの復活運動のおかげで、豆から挽いたコーヒーの方が断然格上ですよw

    寒汰さん、ほんとにフィリピン人の友達いないんですね・・・・。

    • へー!今はまたバラコが復活しつつあるんですね。
      それはいろんな意味でいいですね。
      フィリピン人も今は皆そんなにバラコについて話したがってるんですね。

      寒汰はそれを全く知らないんですねw
      まあ、彼は日本語しか話せないし、唯一話相手になってくっれるフィリピン人の通訳兼ガイドの元じゃぱゆき嬢だけ。
      その彼女も、焙煎コーヒーなんて全く興味なさそうですしねw

    • いも says:

      >フィガロ(Figaro)って珈琲屋は、バラコを使っていて

       僕が利用した時は気が付かなかったか メニューになかったかですが
      この会社の基金が *カビテ州のカペ・バラコ Kape Barakoを
      買い上げているそうです。

      1880年代に アラビカ種が病害で 伐採された際に
      *ブラジルから パタンガス州に導入されたそうです。
      同じく 病害で木が枯れた *セイロン島、ジャワ島にも導入。
      原産地の西アフリカ、リベリア共和国では減産された今でも*年間一万トン生産。

      The Figaro Foundation
      http://www.figarocoffee.com/about3.php

      *カビテ州のカペ・バラコ 
      `the town government of Amadeo,
      Cavite, where the Kapeng Barako is most prolifically grown; Figaro Coffee Co., the private
      sector lead in this collaboration and one of the country’s leading coffee retailers`

      COLLABORATION TO THE RESCUE: SAVING THE PHILIPPINE
      COFFEE INDUSTRY THROUGH INDUSTRY-ACADEME-
      GOVERNMENT COLLABORATION

      上記のフィリピン大学の論文から。

      *ブラジルから 導入
      Kape Barako (英語名Liberian coffee)
      http://en.wikipedia.org/wiki/Kape_Barako

      Liberian coffee
      http://www.tradewindsfruit.com/liberian_coffee.htm

      *セイロン島、ジャワ島にも導入。 及びジャワ島での現在の生産。 
      `The first Liberian plants were introduced into Ceylon
      and into Java after the fearful coffee-leaf disease broke out,
      in the years 1873 and 1878 respectively.`

      http://www.oldandsold.com/articles32n/coffee-2.shtml

      ジャワコーヒーは最初アラビカ、後リベリア種(Kape Barako )
      現在は フィリピンと同じくロブスタ種が主流だが リベリア種も未だ生産。
      Java coffee
      http://en.wikipedia.org/wiki/Java_coffee

      *リベリア共和国 年間一万トン生産
      Liberia Coffee Production
      http://www.espressocoffeeguide.com/gourmet-coffee/arabian-and-african-coffees/liberian-coffee-coffees-of-liberia/

      • なるほど、フィガロがカビテ州のバラコを買い上げているんですね。

        しかし、バラコは今でも年間1万トン以上作っているとは。

        これだけ歴史とシステムが出来上がっているフィリピンの焙煎珈琲を全く知らず「フィリピンにはインスタントコーヒーしかなかった」と言い切る人間の無知さを痛感しますねww

      • いも says:

        >しかし、バラコは今でも
        >年間1万トン以上作っているとは。

        これは フィリピンではなく 原産地のリベリア共和国です。

        バラコは コーヒー豆の三大原種の一つ、
        *リベリカ種のことです。

        *多分フィリピンよりインドネシアの東ジャワ州の方が
        生産量多いと思います。
        *他にブラジル、マレーシア、ベトナムで生産。

        高さが最高18mにもなり収穫に手間、
        生産性が 悪い、味が劣るのだそうです。

        味が濃いが苦味が強く、芳香少なく
        アイスコーヒー用途などのブレンド用に
        *輸出されているようです。

        *リベリカ種
        染色体がアラビカ44に対して ロブスタ種と同様に22。

        `害虫病にも強いのですが、除去作業に手間がかかり
        収穫も長い年月を必要としているため、
        あまり人気の無い品種です。
        世界のコーヒー全生産量の約1%程度の生産量となっています。
        味、香り共にアラビカ種より劣っているとの評価です。`

        コーヒー事典
        http://www.coffee-jiten.com/knowledge/kind/3gensyu/liberica/

        *他に
        ソースにより地域が違う。
        International Coffee Organization の例
        (フィリピンも会員国だが リベリカ種自体 扱わない。)
        Liberica coffee is grown in Malaysia and in West Africa
        http://www.ico.org/botanical.asp

        *フィリピンからの輸出量
        年間 たったの1200バッグ(60kg)で 7.2トン。

        カビテ州とパタンガス州のある南ルソン全体のコーヒー豆年間生産量
        2007-08 南ルソン 7,000トン (フィリピン全体で 28,575トン)
        フィリピンのコーヒー豆の内70%が ロブスタ種。アラビカ種が5~10%。
        他にエクセルサExcelsaと呼ばれる豆。(リベリカ種の変種の説もあり)

        Source: Nestle Philippines

        **多分フィリピンよりインドネシア

         `1880年オランダ植民地政府が速やかに 
        枯れたアラビカからリベリカ種に置き換えた。`
        Java coffee
        http://en.wikipedia.org/wiki/Java_coffee
         `リベリカ種は 現在も 中央、東ジャワにみられる。`
        http://en.wikipedia.org/wiki/Coffea_liberica

        List of coffee varieties
        http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_coffee_varieties

      • なるほど、原産地のリベリアで一万トンだったんですね。早とちりしてしまいました。すいません。

        コーヒー豆には3つの原種があってそのうちの一つがリベリカ種=バラコだったんですね。
        で、そのバラコがフィリピンでは他の国よりは多いと。
        面白いですね。

        まあ、フィリピンにはインスタントしかないと思っている寒汰には全く理解出来ない世界でしょうねw

  3. KJ says:

    スタバの無い田舎に居た私にはフィガロは救いの手でした。
    スタバよりずっと安いしw
    ホテルのコーヒーでも時間がたちすぎて煮しまった物を出してくるし。

    ふと考えたのですが
    coffeeは意外と発音難しくないですか?
    アメリカではなかなか通じず、練習した記憶があります。
    氏の場合、タガログのkapeも分からず、ましてやBrewed caffeeなど知るはずもなく、通じたのが唯一Nescafeだけだったとか?

    • sergeant_soksok says:

      > coffeeは意外と発音難しくないですか?

      寒汰の英語力はコーヒーを注文したくて“I am coffee”とか、
      タクシーを呼んで欲しくて“Call me taxi”くらいのレベルには達しているのであろうか。

      • 確かに、寒汰なら “I am coffee” とか ” Call me taxi” とか言ってそうですねww

        I am coffee と言った後、
        「俺、凄い!俺、英語できる!俺、偉すぎる!ゲヒーーー!」
        と、勘違いして喜んでそうです。

        MBCでのウェイトレスたちからの冷ややかな視線には全く気づいてないでしょねw

    • coffee の発音、言われてみると簡単ではないかもしれませんね。
      私自身はコーヒーを飲まないのであまり実感しませんが。

      寒汰には coffee の発音はむりでしょうね。
      彼の英語発音は凄まじく酷いみたいです。

      彼は「こーひー」しか言えないでしょう。
      MBCで「こーひー」と言うと、ウェイトレスは自動的にネスカフェを持ってくるようになってるんでしょうね。

    • いも says:

      >スタバの無い田舎に居た私にはフィガロは救いの手でした。

      僕も フィガロ利用は スターバックスがなかったラグーナ州でした。
      1993年の創業時で この年 既に7店舗展開し 現在58店舗だそうです。

      Ex-Figaro CEO pushes ahead with new coffee chain
      By Johanna D. Poblete, BusinessWorld
      Posted at 06/26/2009 1:19 AM | Updated as of 06/26/2009 1:29 AM
      http://www.abs-cbnnews.com/business/06/25/09/ex-figaro-ceo-pushes-ahead-new-coffee-chain

      `Figaro’s 58 shops can sell at least 56 cups per day in one store or 3,248 cups a day`
      http://www.figarocoffee.com/about3.php

      寒汰が セブに行った時は ラプラプ市もセブ市も 
      *Bo’s Coffee Clubのチェーンが 展開してたのに 書いてないし
      カガヤン・デ・オロ市の時も Bo’s Coffee Clubの記載なし。
      カガヤン・デ・オロ市には *日本のコーヒー会社も 既に進出してたのに・・・

      *Bo’s Coffee Club
      セブ市のコーヒーチェーンで 1996年6月に最初の店をアヤラ・モールに出す。
      NCRも進出したが それまで主にビサヤ地方とミンダナオ島に展開。
      日本のコーヒー専門店みたいに日替わりで 豆の単品がある。
      僕的には フィガロよりこちら。

      僕が最初に利用したのは2000年頃で 確か既に セブ市内10店舗近く。
      セブ・ドクターズの前の支店が最初で
      ここは美形の女学生(女医候補)が集まっていた。

      寒汰が連れて行ってもらう可能性がある支店だとSM Mall of Asiaにある。

      *日本のコーヒー会社
      神戸のUCC。
      Vienna Cafe, Cafe Terrace 、 Park Cafeブランドでフィリピンにも進出。
      (他は 香港、シンガポール、韓国など)
      フィリピンで `炭焼きコーヒー`が飲みたい時は UCCにあります。
      カガヤン・デ・オロ市には 高級ブランドVienna Café。
      僕は 寒汰が行く前に ここで朝食をとっていた。
      (コーヒー専門店ではなく、どちらかと言えばレストラン)

      • フィガロ以外にもコーヒーチェーンがあるんですね。
        しかも1996年からあるとは。
        セブやカガヤン・デ・オロにもあるんですね。

        寒汰はなーーーーーんにも見てないんでしょうね。
        日本語表記がないと何にも見えないでしょうw
        さすがは自称旅行の達人ですw

  4. いも says:

     思い出したのですが メニューに Brewed Coffee という表記を見たのは
    最初に フィリピンに行かされた1997年。
    僕の親父が利用していたラプラプ市にある
    東京都北区のラーメン屋さんが経営するリゾートでした。
    (ここのフィリピン料理も最低で しばらくは フィリピン料理避けていた) 

    その時の旅行で セブ市内やタクビララン市のレストランや
    パングラオ島のリゾートでも 注文してましたね。

    >マニラ・ベイカフェ(MBC)

     寒汰は *Coffee Latteも Bailey Coffeeも判らないでしょうね。
    でも *Bailey Coffeeを コーヒーのメニューに入れちゃうMBCもいい加減。

    *Coffee Latte 
    通常の表記は Caffè Latte。
    イタリア発祥で 日本とフィリピンでは 知る限り 
    普及させたスターバックス式というか
    本社のあるシアトル市のスタイル。

    *Bailey Coffee
     通常は `Irish coffee` の表記で `Long Island Iced Tea`と
     同様、ソフト・ドリンクではない。
     Baileyは Baileys Irish Creamというリキュールの商品名。

    • 1997年に既に Brewed Coffee というメニューを目撃されてたのですね。
      寒汰の言う「数年前までフィリピンにはインスタントコーヒーしかなかった」など大嘘もいいところですねw

      Bailey Coffee は私も知らなかったので調べました。Bailey’s Irish Coffee と書くのが普通のようですね。
      しかもいもさんが仰るとおり、これはコーヒーではなくてカクテルですしw

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