マグロ子おばちゃん(仮称)の侠気

パサイの有名な日本食料理屋エダモト(仮名)のマグロ子おばちゃん(仮称)は、感謝の念を決して忘れない。

世話になった人へには礼を尽くす人である。

これまで、エダモト(仮名)を応援してくれた人がエダモト(仮名)に食事をしにきても、頑として食事代を受け取らない。また、世話になった人には「うちの車、無料でつかってよ」と気前よく車を出させる。

そんなところがマグロ子おばちゃん(仮称)が好かれる理由でもあった。

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寒汰は自分ではエダモト(仮名)の発展に寄与したと思い込んでいた。

実際に寒汰がやったことは壊れたウォッシュレットを日本から持ってきてエダモト(仮名)に売りつけたことと

(以前、壊れたウォッシュレットを持ってきたと書きましたが、9ウーマン氏から詳細を聞きました。実はその壊れたウォッシュレットを売りつけたそうです。)

大迷惑な客をエダモト(仮名)に紹介しただけであった。

もちろん、寒汰自身もとんでもない迷惑な客である。

エダモト(仮名)トラベルの大事な提携先であるアトリウムホテルで出入りで大きなトラブルを起こし、禁止第一号になったのはこの寒汰なのだ。

そんな寒汰がマグロ子おばちゃん(仮称)から感謝されるはずもない。ただ、下手に扱うと車のタイヤに穴をあけられたり、どんな嫌がらせを受けるかわかったものではないので、いやいやマグロ子おばちゃん(仮称)も寒汰にあわせているだけだった。

その証拠に寒汰はエダモト(仮名)で食事代を無料にしてもらったことはなかった。

これには寒汰は大いに不満だった。

寒汰は誰よりも特別扱いをされるのが好き、そして一円でもケチルことが人生最大の目標だった。

「俺はケチのヒーローになって俺をバカにした奴らを見返してやる。ゲヒ。

これが寒汰の口癖であった。

見返す』というのが、いかにも子供の頃から貞子(博に改名)を初め、周囲の人間に虐められて育った寒汰ならではの心境である。

普通にコンプレックスなく育った人間にはわかりえない世界だった。

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「店におごってもらえる客は、他の客より金も気もずっと使っている」

筆者はこれは名言だと思っているが、もちろん寒汰には理解できるわけがなかった。

寒汰は散々迷惑をかけたうえで、さらに無銭飲食しようとしているのである。

相手にされるわけがなかった。

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マグロ子おばちゃん(仮称)はいつも嘲るような目で寒汰を見ながら

「あの人はね、態度だけじゃないよ。味覚も経営センスもないのさ。だからね、あたしはあの人(寒汰)には絶対にラーメンのスープや蕎麦の汁の日本からの輸入は頼まないのさ。」

と言っていた。

図らずも、寒汰の経営する臭皇(くさおう)の新田店長(仮名)が寒汰には一切仕事をさせないのと同じであった。

寒汰が仕事をすればするほど店には迷惑なのである。

国鉄時代から寒汰は仕事をろくにさせてもらったことがなかった。

仕事をすればするほど周囲に迷惑なのである。

仕事をしないから、専門知識もつかない。専門知識もないのに、知ったかぶりばかりで間違いばかり起こす。

ますます周囲に迷惑をかける。

そんな悪循環を数十年繰り返してきた珍獣なのである。

 

 

 

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

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