LAカフェの女子高生マミ I


(以下の話は事実が元ですが、設定等を変更しています)

マミは女子高生の18歳。時々LAカフェにおこづかいを稼ぎに来る悪い娘だった。

普通の顔立ちだが、LAカフェにたまっているストリートチルドレン同然の猿のような娘たちに比べればかなりまともだろう。

この日も学校帰りにマミはLAカフェにやってきた。

店内を見ると、混雑していたが、なぜか一角だけがすいていた。

マミはそこに座り、いつものようにコーラをオーダーした。

その時、マミは異常に気持ち悪い視線に気がついた。

空いたスペースの中心に、一人ぽつんと座る日本人らしきジジイがネトーーっとした視線で撫で回すように見ているのだった。

マミは知る由もなかったが、男の名前は寒汰。

9年間、毎月フィリピンに買春のためだけに通っているキチガイだった。

全身の脂肪が垂れ下がったかのような顔つきと体型に加えて、なにより目付きが異常に気持ち悪いオヤジであった。

また凄まじい悪臭を放っており、それが理由で誰もこの男のそばに座りたがらないのだと、マミはようやく理解した。

この寒汰は病気とも言えるほど、ロリコン好きで、それゆえ女子高生のマミが入店してきた時から、その体をあの例の気持ちの悪い目で視姦するように凝視していたのである。

 

(写真と本文は全く関係がありません)

気の強いマミはキッと、寒汰を睨みつけた。

すると、寒汰はひるむどころか、ますますニヤけてマミの胸元や太ももをじろじろと無遠慮に眺めまわすのだ。

マミは背筋が凍るのを感じた。

マミが怯んでいると、なにかを勘違いしたらしく、寒汰は、あの例の地の底から響いてくるような気持ち悪い低い声で何かを怒鳴った。

しかし、マミには全く理解できなかった。

寒汰はタガログ語を話しているつもりだったが、その文法は全くめちゃくちゃだったし、単語も「アコ、ディバ」と数単語くらいしか語彙がなかった。

彼が話しているのはタガログ語ではなくて、「アコ」「ディバ」以外は全て日本語だったのだ。

マミに理解できるわけもない。

.

その時、新しく一人の中年オヤジがLAカフェに入ってきて、マミのそばに座った。

この中年オヤジの名前は竹田正義(仮名)と言う。

このオヤジは加齢臭の凄まじい男であったが、寒汰に比べれば遥かに普通の人間だった。

武田はマミのそばに座ると、マミに話しかけてきた。

竹田は英語を普通に話し、タガログ語もカタコトなら会話できるようであった。

マミは、寒汰にこれ以上凝視されるのも嫌なので、竹田との話に集中することにした。

竹田と話をしていれば、あの気持ちの悪いジジイから視姦されなくて済む。そう、マミは考えた。

.

しかし、マミが竹田と話をしだすのを見て寒汰の表情が一変した。

真っ赤な顔をして怒鳴りちらしはじめたのである。

ここで、竹田も寒汰の存在に気づいたようである。そして、竹田はしまった、という顔をした。

竹田は友人TOSHIYAに紹介されて寒汰に会ったことがあった。

「あの寒汰のおっさんはな、キチガイやからあんまり関わらん方がええねんけど、見とったら面白いからな。ワッハッハッハッハ」

と、後でこっそり教えてくれたのが妙に印象に残っていた。

その後、マニラに来る日本人の誰もが忌み嫌っている人間だということも竹田は聞かされていた。

関わりたくない人間に会ってしまった不幸を竹田は呪った。

.

寒汰は怒鳴り散らしながら、竹田のところにやってきた。

寒汰のような人間は、自分では女の一人もゲットできないのに、自分が狙っている女を他人が釣り上げようとすると異常な嫉妬心を燃やすのだ。

「おい!この女はな、俺が話をしていたんだ。お前、俺の女を横取りするな。ゲフッ!」

寒汰はマミを自分の女と呼んだ。

竹田は信じがたいと思いながらマミに確認した。すると、マミは激しく首を振って否定した。

「絶対にちがう。この気持ち悪いジジイが眺めて来てただけ。何か叫んでたけど全然理解出来ないし、話なんて、絶対にしたくもない。」

それで竹田はだいたいの事態を理解した。

「あー、寒汰さんのお手つきの娘でしたか。これは大変失礼致しました。まあ、でも彼女は日本語は全く話せないようです。英語ならわかるようなので、私が先にお話させて頂いてもよろしいでしょうか?」

寒汰はしぶしぶ引き下がった。寒汰がこのマミとコミュニケーションできないのは誰の目にも明らかだったからだ。

寒汰もそれは内心分かっていたようだ。

.

寒汰が自席に戻ると、竹田は長居は無用とばかりに、すぐにマミを連れて帰ることにした。

竹田がマミを連れて店をでていくのを見て、寒汰は荒れた。

「クソっ、クソっ、クソっ、あの女は俺の女なのに。竹田が連れていきやがって。クソっ、クソっ、クソッ。あの女は俺に惚れていたのに。クソっクソっ、ゲフーーーーーーーー!」

とんでもない勘違いをした珍獣の雄叫びはマニラの夜にこだました。

(続く)

 

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

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