死刑執行の宣告の瞬間 I

数年前のことである。

伝説的なフィリピン夜遊び系サイト「あ・魔尼羅(マニラ)」(仮称)のメンバーがLAカフェ(現マニラベイカフェ)に集まり、楽しく飲んでいた。

すると、そこにサイトで皆から総スカンにあっている臭い男がやってきた。

そう、その男の名前は寒汰。

他のメンバーが調べてきた内容をそのままコピーして、さも自分がみつけてきたかのように自慢気に書いたり、

見え透いた知ったかぶりをするので誰からも凄まじく嫌われていた。

また、この頃から、寒汰は他のメンバーが店においてくチップをネコババするということは噂になっていた。

.

寒汰は店内で見つけてきた女と一緒だった。

そして、「あ・魔尼羅(マニラ)」(仮称)のデビルマウンテン総裁に向かってこう言った。

「デビル総裁様、今日もごきげん麗しうでげすな。ゲヒヒヒヒ。」

力のある相手にはとことん卑屈な寒汰であった。もちろん、自分より少しでも若かったり、フィリピン初心者と見下すと凄まじく偉そうな態度になることは読者の皆さんも知っての通りである。

強いものにはトコトン弱く、弱いものにはトコトン強いのが寒汰であった。人間の醜い部分を凝縮したような存在であった。

.

デビル総裁は不機嫌であった。当たり前である。寒汰は表面上、気持ち悪いほど卑屈な態度をとっているが、裏では捨てハンを使ってデビル総裁初め「あ・魔尼羅(マニラ)」(仮称)メンバーの悪口をそこら中に書き散らかしていることにデビル総裁はとっくに気がついていた。

なにせドメイン名がそのまま表示されているのである。メンバーの誰もが、荒らしは寒汰がやっていると分かっていた。

そんなデビル総裁の気持ちも全く無視して寒汰は話し続けた。

寒汰には人に気をつかう以前に人の感情を読むということが全く出来なかった。

自分の感情を押し付けることしかしない、動物以下の存在なのである。

.

「ゲヒヒヒヒ、デビル総裁、この女、いい女でしょう?デビル総裁が連れている猿みたいな女とは大違いです。ゲヒヒヒヒ」

メンバーは呆れ返った。

喧嘩を売っているとしか思えない文句であるが、寒汰はどんなに失礼なことを相手に言っているか気づいてない様子なのがなにより驚きだった。

さらに、その「いい女」は、どう見てもショボクレタ40歳代の主婦にしかみえないのだ。

寒汰の美的感覚のおかしさは、当時からメンバーの中では有名であったが、メンバーは改めてそれを実感した。

.

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。