4時間平謝りの代金は500ペソ

2010年11月、LAカフェで Charlene を見つけた寒汰は、彼女を気に入った。
Charlene は23歳、若い上になかなか可愛い顔をしている。さらに、日本語が話せるのがよかったようだ。
ご存知のとおり、寒汰は英語は全くできず、タガログ語は数単語を並べる程度である。だから連れて帰る女はほとんど日本語が話せる女なのだ。
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一方、Charlene は寒汰を初めて見た時「うげえ、気持ち悪い!」と思った。だから売春どころか全く相手にする気はおきなかった。だいたい Charlene はまだ23歳。まだまだ若い。寒汰のような気持ち悪い爺の相手をしなくても他にいくらでも客はいるのだ。
しかし、寒汰に「少しデートするだけ。SEXはなしでいいから」としつこく言われ、しぶしぶ付き合うことになった。
これが Charlene の運の尽きだった。
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ちなみに、寒汰は、若い女には全く相手にされないので、いつも、おばさんばかり連れて帰る。おばさんどころか婆さんと言える女を連れ帰ったこともあるのはLAカフェでは有名な笑い草になっている。
しかし、いつもいつも相手がおばさんばかりでは、さすがに嫌気がさすのだろう。寒汰は元々は大のロリコン好き。未成年の女が大好きなのだ。
だから、最近は「デートだけ。SEXはなし」と約束することでで若い娘を連れて帰るようにしているようだ。
もちろん、いったんデートに誘った後、「ホテルに行こう」としつこく誘うのだが、それはいつもあっさり断られているようだ。
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さて、寒汰が Charlene を連れて向かったのは、マラテで新装開店したばかりの KTV(カラオケ)店 クリスタル・バホ(仮称) だった。
驚くことにデートと言っても、KTV(カラオケ)に行くしか能がない寒汰である。
日本でも女性と全くデートしたことのない寒汰にとってデート場所は飲み屋しか思い浮かばないのだ。
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さて、数あるKTVの中でも寒汰がこの店を選択した理由はただ一つ。この時、この店ではオープニンでセット料金が無料だったことに尽きる。
女に拝み倒してまでデートしてもらうというのに、とことん金をケチる男は珍しいが、そこは寒汰が珍獣たる所以だ。
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しかも、寒汰のケチっぷりはここからが本番だった。
寒汰はこのカラオケ店でレディードリンクも頼まず、無料の飲み物だけで4時間も居座り、写真を撮りまくった。
しかもステージの上で歌っている女のスカートの中を執拗にバシャバシャと撮りまくっていた。
見るに見かねたママさんが怒りに震えながら「撮影はご遠慮下さい」と言っても、英語もタガログ語も全く分からない寒汰には、カエルの面に小便状態である。
全く気にする様子もなく、バシャバシャと盗撮し続けた。
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日本語が話せる Charlene が寒汰に通訳しても、寒汰は「俺には例外を認めろ!」と逆切れして怒鳴り散らしたそうだ。(寒汰自身のブログに記述あり)
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全く反省する様子のない寒汰の代わりに、Charlene は店員や女の子たちに平謝りし続けた。
タガログ語が全く分からない寒汰は、それに気づく様子もなく何食わぬ顔をして迷惑行為を続けている。
この時の Charlene の心境を想像するに忍びない。
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そもそも、鳥肌が立つほど気持ち悪い爺の寒汰。
話も全く面白くなく、一緒にいるのがほとほと嫌になる男。
その寒汰に嫌々つきあわされた上に、なぜ4時間も怒られ続けないといけないのか。
Charlene は心底腹が立った。
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とうとう Charlene はもう一人で帰ると言い出した。
すると寒汰は「なんだ?お前、金が欲しいのか。お前は金ばっかりだな。」と、不機嫌そうな顔をしながらテーブルの下で Charlene に500ペソを渡してきた。Charleneは唖然とした。もはや金の問題ではないのだ。
寒汰のあまりに傍若無人なふるまいに耐え切れないのだ。
そもそもだ。ショートで2500ペソは軽く稼げる Charlene に4時間以上も付きあわせておいて、たったの500ペソとは勘違いも腹ただしい。
(ちなみに、寒汰には機会費用という概念が理解出来ない)
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ようやく店を出た寒汰と Charlene 。Charlene はプリプリ怒りながら寒汰を置いて一人で帰ろうとした。
しかし、他人の気持ちが全く理解出来ない寒汰は Charlene にこう言ってのけたそうだ。
「デートするだけで500ペソももらって嬉しいだろう。なんだ? まだ足りないのか。もっと金が欲しいなら俺のホテルに来てSEXだ。ゲヒヒヒ」
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Charlene は怒りのあまり発狂しそうになった。
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それから 3ヶ月がたった。
悪夢のようなカラオケ平謝り事件を忘れかけてた Charlene はLAカフェ(マニラベイカフェ)に居た。
すると、あの大迷惑男、寒汰が店内に入ってきた。
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そして、Charlene をみつけると、ずかずかと寄ってきた。
Charlene が強ばって顔をして睨みつけてると、寒汰はなにやらポケットから汚いものを出した。
それは、なんとホテルのフロントからくすねてきたチョコレートだった。(寒汰本人がブログにそう記述している)
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ニタニタと笑いながら寒汰は Charlene にチョコレートを突きつけた。
「今日はバレンタインデーだ。ほら、チョコレートだ。嬉しいだろう?お前、今日は俺のホテルに来るな。ゲヒヒヒ」
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怒りにふるえる Charlene がチョコレートを突き返すと、寒汰はきょとんとした顔をした。
未だに自分が何をしでかしたのか、全く分かっていないようである。
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その日、寒汰のブログには以下のように記述がある。
ホテルのフロントに置いてあったチョコレートをポケットに入れて、MBC(旧LA Cafe)に行きました。

二度ほど近くの店に飯を食べに行ったことのある娘が、不機嫌にそこには居ました。

ハートチョコではなく、金平糖のイガイガな雰囲気の娘。

帰りかけに、このチョコを渡すと突き返して来ました。

『こんなものいるかー!』

『ホテルに連れて行け!』

『飯じゃなくカネよこせ!』

なのでしょうが………一緒に飯を喰う機会にありつけることはありましても、二人っきりで飯を喰う。ホテルで一緒に過ごす気持ちはない。

自分がどれだけ他人を不快にさせているかを全く自覚していない寒汰である。
さらに、自分からホテルに誘って嫌われて断られているのに、「ホテルで一緒に過ごす気持ちはない」と、自分から断ったと話を全く逆に作り変えてしまっているのである。
自分が嫌われているのに、自分が嫌っている話にすりかえるなど、もう呆れるばかりである。
寒汰の非道ぶりをこれまで何度も聞いたきた筆者であるが、Charlene が怒りに震えながらこの話をしたと聞いた時には改めて寒汰の凄まじさを実感したのである。

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

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