JALマニラ便

2月16日。マニラに向かうJAL機のゲート付近。

そこに男は居た。

異常に気持ち悪い顔、凄まじい悪臭、先進国ではありえないようなファッションセンス、そう我らがスーパーヒーロー寒汰である。

日本人の女性も、フィリピン人も、素人も玄人も誰もが認める気持ち悪い男なのである。

「こいつ、見るからに気持ち悪い。4500ユーロもらってもこいつの相手だけはしたくない。性格の悪さが顔ににじみている。服装も髪の染め方もありえない」

写真を見ただけの女性に、そこまで言われるほどの寒汰である。

その姿だけで異様であるが、今日もゲート前でJINROチャムシルをガブガブ飲んでいた。(土産物店でJINROチャムシルを50本ほど買い込んだようだ。)

その異様な存在感は待合室の中でも群を抜いていた。

そんな寒汰のそばを、日比ハーフらしい娘が通りかかった。すると、寒汰はまた例によってブツクサと気持ちの悪い独り言を話し始めた。

 

「クソっ、なんであんな夏向きの靴(Crocsのシューズ)をはいているんだ。日本とフィリピンでは気温が違うだろう。ちゃんと日本に合わせた靴を履け。クソっ。ゲフッ。目にはつけ睫毛、爪にはツケ爪で、今風の小汚い娘か。衣服全体のカラーバランスを欠きやがって、クソっ。」

他人のファッションセンスにはよくケチをつける寒汰であったが、そういう寒汰自身のファッションセンスはおよそ先進国の人間とは思えぬほど凄まじかった。

上半身はもちろん例の10年間一度も洗ったことのない超悪臭漂うフィッシングジャケット。一キロ先からでも寒汰の接近がわかるという代物である。色は元はオレンジ色だろうか。ファッションセンスのかけらも感じられない色である。

そして、下半身は一枚95円で買ったかと思えるようなゲロダサブカブカのジーンズ。もちろん、こちらも超濃厚な悪臭が漂う。また、色の方もお洒落さのかけらも感じられないど汚らしい色だった。

髪の毛は、あまりにも不自然に染めた真っ黒で、周囲の日本人娘には「染め方ってものを考えた方がいいんじゃない?気持ち悪い」と言われる姿である。

そんな凄まじい格好の寒汰が他人のファッションセンスを語るのがまた、自称フィリピンベテランとしての面目躍如であった。

ちなみに、Crocs には冬用のものがあるのだが、観察眼が全くない寒汰はそんなことに気づいているわけもなかった。

マニラに向かう機内、寒汰の近くの席の男が、ビール、ワインなどのアルコールを何杯か注文していた。

それを見た寒汰はカンカンに怒りだした。

「おい!お前、もう酒は飲むな!無料だからってガブガブ飲みやがって!生活難民か? 安いSEXを求めて渡航した旅行者か?そんなに飲んだら俺の分がなくなるだろう!」

そういう寒汰はすでにワインの小瓶を20本にビールを10杯は飲んでいた。

あきれ果てたフライトアテンダントはもはやコールがあっても、寒汰の席には近寄らないようになっていたほどだ。

そんな自分のことは棚にあげて、他人が少々飲んだだけで気に入らない寒汰であった。

無料のものは何でも遠慮なく根こそぎ飲み食いしなければ気が済まない寒汰なのであるが、他人が無料で飲み食いすることは我慢できないのだ。

地球上でもまれな底なしのドケチであった。

.

「クソっ、こんなむかつく奴らがどうしてJALに乗ってるんだよ。あいつらみんなフィリピン航空にでも乗れ!クソっつゲホフグゲヒヒィ!」

しかし、それを聞いた周囲の客の誰もが、「それはお前のことだ」と心のなかでつぶやいたのは言うまでもない。

.

「クソっ、むかつく奴らばっかりだ。だいたいな、フィリピンでも日本でも衣服もスタイルも考え方も特に変える必要はないんだ。日本に居るのと同じような、考え方やスタイルがそのままフィリピンで通用するんだ。同じような過ごし方をしろ、クソっ」

寒汰はまた大声で怒鳴った。

「フィリピンでも日本と何も行動や言動を変える必要がない。」というのは寒汰の持論であったが、実際は日本とフィリピンでは何もかもが違う。

一般的な人間の態度、教育レベルも違う。ビジネスしても、モラルや integrity が全く違う。マナーも商習慣も全く違う。だいたい言語だって大きく違う。日本と大幅に意識を変えなければ同じ結果は得られないのだ。

こんなことはフィリピンに限らずどこの国でも常識である。

しかし、フィリピンでも「アコ・ディバ」の二単語以外は全て日本語で押し通し、日本でもフィリピンでも非常識極まりない存在の寒汰には、フィリピンでも日本でも変わらないのかもしれない。どちらの国でも異常に非常識な人間ということには変りないからだ。

また、ついさっき「日本とフィリピンでは気温が違うだろ!」と他人にケチをつけたばっかりなのに「日本でも衣服もスタイルも考え方も特に変える必要はないと、完全に矛盾したことを言っているのもいかにも寒汰らしいことであった。

この手の自己矛盾、論理的に破綻した考えも自称フィリピンベテランの特徴なのである。

彼らの脳みそには論理性というものがそもそもほとんど存在しないのであった。

寒汰を初め、彼らはホモ・サピエンスとしての必要要素が欠けているのだ。

.

「クソっ、あいつらムカつく。だいたいな、フィリピンじゃ、観たまんまのことが多いんだよ。外見が酷い奴は中身も酷いんだよ!クソっ、ゲフッ。グゲヘェヘッゲフーーーーーー」

ハイジャック防止用の分厚い扉で仕切られたパイロット席まで響き渡るような凄まじく大きな下品なゲップをしながら寒汰は言った。

『見たまんまの事が多い』とは、確かにあたっていた。

異常に気持ちの悪い外見、長年の意地汚い行動、性格の悪さが隠しようもなくにじみ出た顔、不摂生の塊のだらしなく太りきった体など、寒汰は見た目そのままに気持ち悪く性格が悪く不摂生な男であった。

ただ、本人だけは、その凄まじい外見には気がついてないようであった。

57年間生きてきて、周囲の誰からも気持ち悪い、汚らしい、意地汚いと言われ続けてきた寒汰なのだが、異常に自分に都合のいい考えしかしない思考回路のおかげでそんなことは一切聞こえてなかったようである。

.

「クソっ、あいつら! ムカつく! 普通に考え、判断し、フィリピン人とも礼を持って接しろよ、クソっ。人間性や常識をもって生きろよ。クソっ。ゲホフグゲヒヒィッッツ!」

異常に気持ちの悪いゲップをしながら寒汰はまた毒づいた。

寒汰はKTV(ホステスバー)に酒を持ち込んで、持ち込み料を払わず水と氷だけ無料で持ってこさせたり、

同じくKTVで「フルーツを出せ。量を1/4にして、値段は1/3にしろ」とゴネたり、

KTVを追い出された後も、閉店になって女が出てくるのを何時間も待ち伏せしてとうとう警察に連行されたり

マニラでは高級の部類に入るレストランで、突然米に水をぶっかけて汚らしく食べた後

「お前ら貧民はこうやって飯を食うんだろう?ゲヒヒヒヒ」

と、フィリピン人を挑発したりする寒汰が「人間性、常識、フィリピン人に対する礼儀」を唱えるのは甚だしく無理があったが、本人だけはそれを理解していなかった。

.

「ふん!俺はな、煩わしい人やしつこいタカリ・物乞からは距離を隔てやるぞ。クソっ」

友人が店に渡そうとしたチップをくすねたり、

KTV(ホステスバー)で自分が指名した女が席を離れた時間をストップウォッチで計ってその分の値引きを無理やり店に迫ったり、

アトリウムホテルでセキュリティの仕事にケチをつけて大騒ぎになり、めでたくアトリウムホテルの出入り禁止第一号になったり、

ネットで捨てハンをつかって荒らしまくり、ドメインがはっきり表示されていて誰の目にも犯行は明らかなのに「IPアドレス(ドメイン名のことを寒汰はそう勘違いしている)が表示されてるとは思わなかった。俺、弱った。頭抱えてしまった。そうだ!IPアドレスが改ざんされてしまったんだ!」と子どもでもあり得ない稚拙な嘘をついたり、

そんな寒汰は今や誰からも距離をとられ、相手にされず、いつでも孤独だったが、そんな寒汰が「距離をとってやる」というのも、ありえないほど説得力がなかった。

しかし、もちろん、寒汰はそんなことに微塵も気づいてなかったのである。

そんな寒汰と可哀想な乗客乗員を乗せて、その日もJAL機は、マニラへ向かっていたのである。

(※ 本エントリ中、ありえないほど論理的に破綻した寒汰のセリフが掲載されていますが、これは全て寒汰の本日のブログに載っているものそのままです。寒汰の文章そのままでは主語や述語が欠落しているので、それを補ったりしていますが、基本的な主旨は変更していません。信じがたいことですが、この論理的に破綻した思考は、実在の寒汰のものです。)

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

11 Responses to JALマニラ便

  1. gaga says:

    「フィリピンで見た物は見たまんまの物が多いんですよ。」

    そうかもしれませんね。

    1、地球の歩き方

    フィリピン、もしくは海外旅行初心者

    2、周りを見て酒をお代わり

    飛行機に慣れておらず、お代わりできることを知らなかった酒好き。久々、もしくは初めての海外旅行だったらウキウキして酒も飲みたくなりますよね。もしくはフィリピンに跳ばされたサラリーマンが飲まなきゃやってらんね~との自棄酒なのかもしれません。まあ只酒飲むために飛行機に乗る生活難民は居ないと思いますが、、、、

    3、JALには珍しい客層

    デルタは酒は有料なので対PRという事になりますが、そんなに客層が違いますかね?エコノミーの航空券の料金もあまり変わらないと思います。

    かつてバンコク発成田行きのJALとビーマンバングラディシュ航空の両方を利用したことがありますが、価格差が2倍あったので客層もろに違いました。まあタイはマニラと違い、普通の観光客も多いので客層が別れるのは普通かもしれません。

    ビジネスクラスだとPRの座席がJALよりはるかに広いので私の知人は安くて広いPRに変えました。

    生活難民

    海外旅行なんてしないと思う。円高でも外篭りが難しい時代だと思います。

    安い女

    マニラに行く時点で女を買いに行く可能性は否定できません。でもダイビングやゴルフをしに行くのかもしれません。地球の歩き方を持っている時点で女を買うだけで終わらせる旅行にするとは考えにくい。

    悪意をもって見なければこんな感じかと思いますが如何でしょう?

    地球の歩き方を持ってJALに乗って酒をたくさん飲んでいたら「生活困窮者が女買いに来た。」なんて思われるのですから大変な時代です。

    • 1. 地球の歩き方
      まあ、地球の歩き方を持っているのは恥ずかしいですけど、ガイドブック程度の情報すら知らず
      さらに全く調べようともしないオサーンよりは遥かにましでしょうね。
      イミグレカードの書き方すら分からないオサーンが居るみたいですが、それならガイド本くらい買ってくればいいのにw

      2. 機内での酒の注文
      寒汰のあまりの悪臭に「酒でも飲まないとやってられん」と思ったのかもしれませんw

      3. JALの客層
      私は両方に乗りましたが、確かにJALの方がましですよ。
      PRは成田線もサンフランシスコ線もバンコク線も酷かったです。
      ビジネスクラスは事情が違うかもしれませんが、ビジネスクラスに居てもエコノミーの屑な客のお陰で発着が遅れますし、ニノイ・アキノ空港のターミナルもPR用のターミナルはタカリがひときわ多いですし。
      ま、寒汰には次回からJALもPRもやめて漁船ででも行ってもらいたいものです。

      生活難民のご指摘ごもっともですね〜。寒汰はまた意味不明な当たり散らしをしていますねw
      何がそんなに不満なのかわかりませんがw

      安い女も仰るとおり。
      そもそも、寒汰自身が安い女を買うためだけにフィリピンに行くので、周囲の人間もぜーんぶそう見えるのでしょうwww

  2. kkk says:

    だいたいこのじいさんは、なんでこんなに上から目線なんでしょう。
    ブログ見てると、何様のつもりって感じることが多いですね。
    さらに、学がないのか、文章の意味がわからない。

    > 2月のマニラ行き。成田空港から乗った通路を隔てた隣りの席は、
    > エスカレーター事故で話題となったクロックス社のサンダル風の履物。

    (成田空港から乗った通路を隔てた隣の席)って日本語として非常にわかりにくい。 
    成田発マニラ行きのJALの機内でと書いたらわかりやすいし、せめて乗ったの後に機内か飛行機の単語を入れるべき。

    学がないのに、学があるかのように文章を難しく書こうとして、意味が通じず、学がないのがチョンバレになってるブログって感じですな。

    > 同じクロックス社のサンダル風のゴム靴を履く、
    > 衣服全体のカラーバランスを欠いた、今風の小汚い娘

    これが、上から目線、お前は何様。大きなお世話。人がどんな服着ようと勝手でしょう。そしてお前のファッションはどうなのって感じです。

    • 上から目線なのは、コンプレックスの裏返しなのだと思います。
      生まれて以来、人から見下され、蔑まれるだけだった寒汰が、唯一フィリピン(の初心者の集まりの中)だけでは偉そうにできるからなのでしょう。

      > (成田空港から乗った通路を隔てた隣の席)って日本語として非常にわかりにくい。 

      はい、この従属文には主語も述語もありません。こんなおかしな文は小学生でも滅多に書きません。

      > 学がないのに、学があるかのように文章を難しく書こうとして、
      > 意味が通じず、学がないのがチョンバレになってるブログって感じですな。

      全く仰るとおりです!
      寒汰には学も教養もありません。それなのに背伸びして書くからボロが出るんですよ。
      無教養なりに平易な文を書くことを心がければ少しは意味が通るし、共感も得られるのにw

      > お前は何様。大きなお世話。人がどんな服着ようと勝手でしょう。そしてお前のファッションはどうなのって感じです。

      ホモ・サピエンスとは思えぬほど凄まじいファッションセンスをした寒汰が
      他人のセンスに文句をつけるのは凄いですよねw

      ここが寒汰の寒汰たる所以ですよ。

      そう遠くない将来、写真で寒汰のファッションセンスを公開しようと思いますww

  3. タイガー says:

    いつも拝見しています。plastictakataさんの文章表現があまりに具体的なので、会ったこともない寒汰大先生を必要以上に妄想してしまいます。

    いつの日か寒汰大先生をLAカフェで見つけて、彼の人並み外れた素晴らしさを堪能したいと思う次第でございます。その際はplastictakataさんに必ず連絡いたしますので、何卒宜しくお願い致しますww

    • ははは、寒汰はかなり特徴的ですし、また通報者の方がたくさんの有効な情報をくれるので
      具体的なことが書けます。

      寒汰大師匠は、LAカフェでもパサイのエダモト(仮称)でも、凄まじい暗黒のオーラを放っているので
      すぐに分かるかと思います。

      連絡の方、ぜひお願いします。
      寒汰物語にできるだけ取り入れたいと思いますので。

  4. joe says:

    彼は何時も何が言いたいのかさっぱり分かりませんね。

    読んでいてリズムと言うか何なんでしょうね、なんかしっくりこない。

    床屋の後に切った髪の毛がTシャツの中に入ってるような心地悪さ。(笑)

    • 寒汰の文章の解析は結構まじめにやってますが、ここ2年ほどで急激に構文力、語彙力が落ちています。
      まあ、元々日本人とは思えないひどいレベルでしたがww

      彼の文章が気持ち悪いのは、いくつか理由がありますが、主なものは以下のものでしょう。

      • 主語、述語がないなど根本的に構文が壊れている
      • 誤字脱字が異常に多い
      • 単語、熟語の意味を理解していないのに無理に使っている
      • 書きたい内容に本人の知力が全く足りていない

      頭のおかしな小学生が、大人のような文章を書きたくて
      百科事典の解説も風俗店の広告も意味が分からないまま適当に切り取ってきて
      無茶苦茶に並べているようなものですね。

      床屋の後の髪の毛がTシャツの中に入っているような心地悪さというのはうまい表現ですね。

      彼は文章も気持ち悪ければ、見た目はもっと気持ち悪く、中身はさらに酷いですからね〜。

  5. ターフおやぢ says:

    店の宣伝頂きありがとう御座います。

    現在弊店でも話題になっております。

    ラーメンの話は実話でありしかも情報が正確であることに驚きました。

    もう少しでブチキレルところでした(笑)

    これからも愛読させていただきます。

    マニラの魑魅魍魎の集う店ターフ店主
    (本物で御座います)

    • おお!ターフ(仮称)店長様、直々のコメント、ありがとうございます。
      お店の名前をどこまで出すか迷ったのですが、ご迷惑をおかけしてもいけないと思い、多少分かりにくくしてあります。
      本当の名前を出してもよいようであれば、本当の名前に差し替えますのでお知らせください。

      > ラーメンの話は実話でありしかも情報が正確であることに驚きました。

      GAGAさんの情報提供が正確だったおかげですね。
      いや、それにしても、寒汰といい、この雑木林男といい、ネタとしか思えないような狂人がいるところが魔尼羅の面白いところですね〜ww

      今後とも是非宜しくお願いいたします。

  6. gaga says:

    ターフおやぢ殿

    あの話で焼酎3杯は飲めますな(ニヤリ)

    近々渡比することになると思いますので宜しくお願いします。

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