50ペソのラーメン I

自称フィリピンベテランとは不思議な生物である。

誰よりもフィリピンに詳しいはずなのに、日本語が通じない場所のことは全く知らない。

8年間もフィリピンに毎月通っているが、タガログ語も英語も全くできない。

EDSAがエッサに聞こえたり、モーニングセットが英語だと思っていたりと、この世の人間とは思えないほど言語能力が欠如している。

また、自称フィリピンベテランがブログ載せる情報は、新聞のコピーそのままか、JALのホームページから入国カードの書き方をそのままコピペしたようなものばかりなのだ。

オリジナルの情報はなぜか全くない。

そして、彼らが大好きで大好きで物凄く詳しいはずのフィリピンの歴史も地理もなぜか全く知らない。その辺の日本の中学生でも知っているようなことすら知らない。

寒汰のように400年以上に渡るスペインの支配すら知らなかったりする。

自称フィリピンベテランが知っている知識はせいぜい買春情報だけなのだが、その知識とて間違いだらけであった。

店の名前も、地名も、店のシステムも、発音も何もかも彼らの知識は間違い等だけであった。

何せ、英語もタガログ語も全くできない人間である。日本語で聞いた話を古かろうが間違ってようが数十年間信じ続けているのである。

先のエントリで書いた、スニークアウトショーアップなど、完全に日本人だけが意味を勘違いしている和製英語である。

SMがxxパーxール(※)になったのは数十年前だが、自称フィリピンベテランたちは未だにSMをシューマートと呼んでいた。

(自称フィリピンベテランがコピペして知ったかぶりしないようにあえて伏字にしましたw)

この数十年の間、フィリピンの新聞でもTVのCMでもSMは「xxパーxール」と発音されているが、自称フィリピンベテランたちは誰一人、この数十年フィリピンの新聞を読んだこともTVを見たこともないのだろうか。

自称フィリピンベテランたちはオロンガポのバリトを「バリオ・バレート」と呼ぶが、実はフィリピン人は誰一人そんな呼び方はしない。

フィリピン人は「バリト」と呼ぶ。ちなみに「バリオ」はマルコス政権以前に使われていた行政単位のことである。マルコス政権時代にバリオは全て廃止されバランガイに変更になっている。

自称フィリピンベテランたちはマルコス時代以降、フィリピンに訪れたことがないのだろうか。

いや、それ以前にマルコスはEDSA革命で追放された大統領と知らないのだろうか?

もしかすると彼らの頭の中ではフィリピンの大統領は未だにマルコスなのではないだろうか?

彼らの頭の中は4半世紀以上止まっているのではないだろうか?

そう思えるほどに、自称フィリピンベテランたちの知識は恐ろしく古く、そして多くの場合、間違っていた。

そんな自称フィリピンベテランと違う、本当にフィリピンに住んでフィリピンの表も裏も知り尽くしたような在住者は、自称フィリピンベテランを初めとする旅行者と関わることはあまりしない。

関わっても面倒なだけなのだ。耳にタコな騙された話、ぼられ話を聞かされるのがおちだからだ。

それだけならまだしも、異常なケチ自慢、勘違いにもほどがある「俺はモテる!」と言う自慢を耳にすると悪いカルマでも身につきそうである。

マニラベイカフェ(旧LAカフェ)は、そういう凄まじく呪われたカルマを背負った自称フィリピンベテランを鑑賞するには絶好の場所だった。

ストリートチルドレン同然の汚らしい女にたかられて相好を崩すオヤヂが、凄まじいケチ自慢をしあっているのである。

たとえば一泊850ペソのホテルに泊まってることを自慢するオヤヂがいたりする。

そんなチェックインした瞬間に手首を切って自殺したくなるようなホテルに泊まることがなぜ自慢になるのだろうか。脳みそが腐っているのではないかとすら思える。

過去に何度か述べたように、この種の暗黒のカルマを背負ったフィリピン嵌りのオヤヂたちは、自分たちが地獄に堕ちていくのを逆に高みに登っていると勘違いしている節があった。

(※ この現象については、ぶん左衛門博士が「死の樹」との関連性を指摘)

その代表はもちろん、我らがスーパーヒーロー、世紀の珍獣寒汰である。

.

話がすっかりそれた。

2,3日前のことだった。マニラ、ジョージ凹ボにある居酒屋、ターフー(仮名)はその日も賑わっていた。

寒汰のような自称フィリピンベテランたちはいない。

表立って宣伝してないこのターフーは、自称フィリピンベテランが滅多に来ないので、在住者たちも安心して話をすることができるのだ。

(続く)

(本エントリは特に「いもさん」と「GAGAさん」がくださる正確な情報を元に書いております。お二人には深く感謝いたします。)

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

12 Responses to 50ペソのラーメン I

  1. vinci says:

    こんにちは
    いつも楽しく拝見させております。
    暗黒都市に短期留学した経験のあるアラフォー男です。

    「アコディバ語」と命名されたセンスには脱帽です。
    まったくピッタリの表現だと思います。

    私は短期留学して現地の学校でタガログ語の基礎を勉強したせいか、この「アコディバ語」はあまり好きになれません。

    野村義男が「エアーギター撲滅運動」している気持ちがわかりますw

    ところで、この寒汰氏は実在の人物なんですかね?
    地元にも似たようなフィリピン嵌りのおじさんがいるのですが、ここまで酷くありません(但し、ブログでおこなわれた分析ポイントはかなり当たっていました)
    一度お会いしたいというのも恐縮なんで、遠くから
    仰ぎ見させていただきたいのですが、マニラのどこに行けば仰ぎ見ることが可能でしょうか?なんだか、やめておいたほうがよい気もするのですが・・・

    • お褒めいただき恐縮です。
      ちなみに、アコディバ語の仲間にイカウナラン語もありますので、併せてご記憶くださいw

      ちゃんとタガログ語を勉強された方からすればやはりアコディバ語は気持ち悪いですよね。
      オサーンたちのごく普通の地道な努力すらできない怠惰さが行間からにじみ出てくるからですかね。

      寒汰(仮名)は実在ですよ。私はマニラで二度、バンコクで一度会いました。
      臭かったですwww
      また、日本語同士なのに会話が成立しなくて苦労しました。

      寒汰はフィリピン嵌りのオヤヂの醜い点を一身に凝縮したような存在ですね。
      たぶん、私が知っている以上にさらに酷い点がいろいろあると思います。

      寒汰に実際にあうと.. まあ、物珍しさで一度会うくらいならいいんじゃないですかね。
      その後に着ていた服は全部消毒して、全身念入りに洗われることをお勧めしますがw

      寒汰は一ヶ月に一度のペースでフィリピンに来ています。
      一回の滞在は約一週間。
      パサイの日本食料理屋エダモト(仮称)と、マニラベイカフェ(旧LAカフェ)には必ず立ち寄るようです。

      vinci さんの身元が分かれば(寒汰の捨てハンでないと明確に分かれば)写真をお送りしますよ。
      写真をご希望なら私宛にメールください。
      plastic.takata@gmail.com
      です。

      • vinci says:

        >オサーンたちのごく普通の地道な努力すらできない怠惰さが行間からにじみ出てくるからですかね。

        高田さんは本当に私の思っていることを言い当ててくれますw フィリピン嵌りオサーン(自分もそうですが)の分析についてはいつも激しく頓首させられます。

        結局、フィリピンが好きではなくフィリピーナが好きなだけんなんですよね連中は・・・

        それにしても日本語の助詞って便利ですよね。

        「アコのバハイに帰る」・・ アコって所有格を表せないと思ってましたが、「の」をいれることによって表すことができますよね。まぁ、結局はタガログ語でなくて日本語なんですけどね。
        英語にすると、「アイ(I)のハウス(house)に帰る」ってところでしょうか・・・なんだかわけわかりませんよね。他の言語でこのような用法をする人はいるのでしょうか?このような話題は以前のエントリーでもとりあげられていました。高田さんのご指摘通りだと思います。

        ちなみに「バハイに帰る」って、タガログ語では、一語で表せるんですよ。ご存知かと思いますが・・
        ある限定された目的語をあらかじめ含んでいる他動詞ってのがありまして、例えば、「髪をすく」なんてそうなんですが、まあ大半の人は興味ないですよね・・

        でもそれが、何なのかは、寒汰先生にパクられるとまずいのここでは書くのをやめておきますw

        長々とすみません。

        これからも自称フィリピンベテランさんの分析よろしくお願いしますw

      • そう、彼らはフィリピンが好きなわけではないんですよ。
        そもそもフィリピンについて何も知らないでしょう。
        地理も歴史も小学生以下の知識しかない人も多いです。
        私、小学生の時点で、彼らの多くよりフィリピンの地理も歴史も知っていた自信がありますw

        彼らはフィリピンが好きなのではなくて、もっと言えばフィリピーナが好きなわけでもない。
        単に自分を相手にしてくれる女の子が好きなだけなんですよね。

        だから、もしフィリピンで、若い女の子と凸凹できなくなったら、ほとんど誰もフィリピンに来なくなると思いますよw
        日本で若い子に相手にされていれば、それで満足な人がほとんどでしょう。

        ま、それはそれで正常な感覚なのかもしれません。
        わざわざ海外の女の子を好きになるような人はごく一部の変わり者だと思います。

        ただ、自分が買春をしているのが後ろめたいからと言って
        「俺、フィリピンが好きなんだ。」
        と、白々しくごまかすのは格好悪いですねw

        家に帰るのは分かります。
        フィリピーナとちょっと馴染みになれば、テキストで必ず書いていますね。
        店や学校が終わる時、書きますね。

        それすら知らないアコディバ語話者って本当に笑えます。

        日本語の助詞助動詞は偉大だと思います。日本語のなまめかしさ、味わいは助詞助動詞にあるのは間違いありません。
        中国語のような孤立語にはない深い味わいがあります。
        (ロシア語の各変化も同様の味わいがありますね)

        「アコのバハイに帰る」もそうですが、「イカウたち」とか、基本的な代名詞くらい覚えろと思うんですけどね。
        間違ってもいいから、ang ng は使って欲しいです。

        英語を勉強してる人間が「I は You を Love でしょ?」とか絶対に言いませんよね。
        アコディバ語話者は結局のところ自己満足なんですよ。

        外国語が話せる気分になってる自分に酔っているだけですねw

  2. にゃん汰 says:

    この間、マラテのエクシキューティブプラザで見かけたような?

    似たようなロロは沢山居ますね。歳にそぐわないTRIBALやADIDASでおしゃれしてますよ。TRIBALは高校卒業したらとっても恥ずかしい気がしますが、、、、LAねーちゃんも2~3人の子持ちで歳を喰っていても着てますね。死ぬまで性春って感じで素敵です。

    先日、スポーツグリルに行ったのですが、中産階級フィリピン人男性は100パーセント襟付きのシャツを着ていましたけど、、、、デザインはワンポイントとかボーダーとかシンプルでしたけど。そりゃ30歳超えてるから当たり前ですけど。ロックンローラーじゃないんだから。

    TRIBALにド派手なADIDASのバッシュのロロは何故かマニラのスターバックスでよく目撃します。日本のスターバックスでは見かけませんが何故なんでしょう?不思議です。

    知人が「タコ、イカ、レバー」というタイトルのタガログ語の原稿を完成させましたが「恥ずかしい」ので出版社に持ち込むのは止めたそうです。

    • 本当ですか!
      寒汰らしいのを見かけました?

      にゃん汰さんお身元が分かれば(寒汰の捨てハンでないと明確に分かれば)写真をお送りしますよ。
      写真をご希望なら私宛にメールください。
      plastic.takata@gmail.com
      です。

      寒汰のファッションセンスは群を抜いて凄いですが、
      自称フィリピンベテラン全体相当なレベルですよね。
      もうセンスという以前の問題というか。
      鏡みたことあるのかと言いたくなるレベルww

      それなのに、今日の寒汰ブログのように他人のファッションのことをけなすのは笑いが止まりませんwww

      > 中産階級フィリピン人男性は100パーセント襟付きのシャツを着ていましたけど

      これ、激しく同意です。
      フィリピンでもタイでもある程度以上の生まれの人は、ちゃんと襟付きのシャツを着てますし、
      短パンもあまりはきませんね。

      売春婦やポン引きがフィリピン人の全てだと思っている自称フィリピンベテランには一生わからないのかもしれませんがw

      「タコ、イカ、レバー」の中身はどんなのだったのですか?
      タガログ語の原稿は珍しいですね。作者は日本人の方ですか?

  3. いも says:

     SMの呼称 xxパーxールは 伏字に して下さい。
    寒汰が コピペして 自慢するから。

     自称フィリピンベテランが 読む新聞って
    まにら新聞、それも 見出し程度で 無料の短縮記事。
    http://www.manila-shimbun.com/
    翻訳前の記事は フィリピンの英字紙で 無料で全文読める。

     そう云えば 寒汰は 当時個人のサイトの
    `フィリピン・インサイド・ニュース`の抄訳コピペしてたな・・・
    それも 寒汰の嫌いな在日の方なんだけど。

    ここ数年ないのは URLかわって 発見できないかな?

    >ところで、この寒汰氏は実在の人物なんですかね?

      寒汰は 言い換えのHNですが  
    2ちゃんの危ない海外掲示板で 何年にもわたり 
    実際のHNだけでなく 実名出てます。
    危険な海外版でも ある意味 有名人物です。

    今でも・・・
    45 :名無しさん@お腹いっぱい:2011/02/01(火) 13:58:33 ID:Fr1KAFui さんの発言で
    経営店舗の住所と電話番号 本名晒されてます。

    彼の`馬尼剌 写真 処女`というブログの最新記事は
    (勿論 言い換えてます)
    コレ。
    ーーNONIの服用法。質問に答えてーー 
    2011/02/22(火)

     大文字で 英単語書くのも 痛いおじさんの典型。
    ノニ と書けばいいこと。

     寒汰は ノニが フィリピンでも生産され
    ジュースもカプセルも 安価に 
    販売されているのを知らないのか・・・・・・残念。

    >歳にそぐわないTRIBALや

     スミマセンね。トライバル柄のTシャツなら 僕も 
    アンヘレスやマカティで 出会う白人のオッサンも 着てます。

    >TRIBALにド派手なADIDASのバッシュのロロは

    翻訳 トライバル・ブランドのTシャツに アディダスの
        バスケット・シューズのおじいちゃんは

    アメリカのブランド TRIBAL トライバル
    http://www.tribal-japan.com/blog/
    トライバル(伝統民俗、風俗)柄 
    http://www.kupu2.net/shop/asian/flm/u_tops_01_f.html
    同 シーサー トライバル
    http://tshirts-collection.com/modules/gallery/photo.php?lid=488

    ロロ lolo :フィリピノ語では 親族のおじいさん、祖父。
            老人とかおじちゃんの意味はない。
            lolo
    l´olo n. grandfather (term of address and reference)
    名詞、 祖父(呼びかけ、家族の間柄の呼称)

    http://www.tagalog-dictionary.com/cgi-bin/search.pl?s=lolo
      Lolo Ferrari は
            フランス人のダンサー、女優、歌手で、
            小向美奈子ちゃんも負ける
            「世界で最も胸の大きな女性」
           http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA

    • SMの略称、伏字にしましたw

      自称フィリピンベテランのブログ記事はただの新聞のコピペとよくききますが、
      無料の短縮記事ばかりだったんですねww
      どうりで英語ではっきりかいていあることも見落とすはずですww

      寒汰は有名人ですね。ある意味。
      本当は何も知らないのに、適当なことばっかり書いているので有名www

      英単語を大文字だけで書くのは自称フィリピンベテランに多いですね。
      彼らのブログ記事を読み過ぎると伝染するので注意が必要ですね。
      私も最近、寒汰ブログを見過ぎたせいか、やってしまいますww

      Tribal と Adidas, いもさんなら似合うし、白人のおじいちゃんたちも似合いそうだから
      それは問題ないのでは?

      にゃん汰さんが言われているのは、いかにも浮きまくった若作りの
      臭そうなオサーンたちのことでしょうからw

      lolo に「老人」の意味がないのは知らなかったです。
      あ、言われてみれば昔に誰かに注意された気もしてましたが、全く無視して「老人」の意味で使ってました。
      これはいかんですね。

      今後、正したいと思います。

      Lolo Ferrari は、おじいさんのロロとは全然関係ないじゃないですかwww
      http://goo.gl/LI8Qu

  4. にゃん汰 says:

    いもさん凄すぎます。

    私のコメントに不快になったのならお詫びいたします。TRIBALというメーカーの存在は最近知ったのですが、「日本人は何で変な(似合わない)ファッションをしているのか?」とおねーちゃんに言われたのです。

    私もLOLOは単なる老人の意味かと思っていました。そろそろタガログ語の本を買わないと恥をかきそうですね。

    • いやあ、いもさんは只者じゃないですよ。
      今日のエントリにも書きましたが、いもさんの情報提供をベースに書いてるエントリもあります。
      いもさんの情報は何がすごいって、その正確さです。

      その辺のブログで「俺、フィリピンベテラン!」と威張り散らして書いている内容が
      間違いだらけだというのがどんどん分かってきます。

      タガログ語も英語もちゃんと勉強しないと恥ずかしいですよね。
      私はタガログ語はもう勉強する気はないですけど、英語は日々研鑽です。

    • vinci says:

      私は英語もタガログ語も中途半端レベルに終わってしまいました・・・全く情けないです・・・

      • いやいや、私も全然ですよ。

        タガログ語はなんとか構文は覚えましたけど、基本的な単語も覚えてない恥ずかしいレベルですし
        さらにほとんど忘れてしまいました。

        英語もだめですね。
        日々研鑽しても、まだまだ足りません。
        ただ努力をやめると寒汰のようなダメ人間になりそうなので、
        少しずつでも上達したいと思っています。

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