地球上で最もモテる男 (モーセに並ぶ男 III)

昨日、筆者は数枚の寒汰の写真を、ある日本人女性にお見せした。

(写真と本文は全く関係ありません)

それが寒汰の写真とはあえて言わなかった。先入観なしでどんな印象を持つか確認したかったからである。

この女性、妙齢の綺麗な方だが、買春をするような加齢臭オサーンにも理解がある希少な日本人女性である。

彼女は、気持ち悪いオサーンたちの扱いもなれているので、甘めの感想が返ってくるとは予想していた。果たして、彼女の寒汰の外見に関する感想は以下のものであった。(以下、一切修正なし)

正直な感想ですが…

(1) 不節制によるだらしない太り方

(2) 性格が悪そう

(3) そのジーンズはないだろう

(4) 髪の色が不自然に黒過ぎる

(5) 上手に年を重ねてないな

(6) 全体的に重力に負けている

一番目につくことは (2) かなぁ…。

私も4500ユーロ(※約5万円)でも無理だなぁ…。お金に困っていても、頑張るな、他で。

髪の色に関してですが、凹は見てますよ~。キチンと理美容院で染めないと、貧乏くさくなります。しかし匂い、じゃないや、臭いたつ画像でした…。

ファッションや髪の不自然な染め方に目が行くところはさすがに女性の目線だと思われる。

一方、不摂生によるだらしない太り方、性格が悪く57年間過ごしてきたその嫌らしさがにじみ出た外見というのは、男性が見ても女性が見ても、やはり一緒だということだ。

年を取るのは仕方がない。しかし年をとれば、それまで生きてきた人生が顔や外見に刻み込まれる。

その大事さを改めて実感させられる言葉である。

.

寒汰がまだ30歳の頃、毎日のように通いつめたキャバ嬢たちは寒汰のことを下記のように評している

物凄く気持ち悪い男だった。私たちみんな、絶対にあいつの席にはつきたくないといつも話していた。」

また、寒汰がかつてフィリピンのLAカフェで持ち帰ろとした売春婦はこう言った。

「ショートで4500P(※ 約9千円)でも無理。あいつの相手なんかできるワケがない。I HATE HIM!!」

※ LAカフェでショートの相場はその9分の1の500Pと言われる

さらに、マニラ在住20年以上の日本人の方々数人に寒汰の写真をお見せしたところ、こんな感想が帰ってきた。

この顔とこんな服はマニラにゃ居ないよ。どう考えてもかけらもモテナイもん。

またまた、ススキノのソープランドでは、寒汰を見て、ソープ嬢が裸足のままで逃げ出したり、タイではアラブ人専門売春婦(※)でさえ、寒汰との凸凹は拒否してホテルから逃げ帰ったという。

(※ 一番安い売春婦。タイ売春婦が嫌う悪臭アラブ人ですら受け入れるから売春婦仲間からは恐ろしく見下されている)

.

ここまで証言や証拠が揃っていれば、もう十分だろう。

寒汰はモテない。日本でもフィリピンでも、年上にも年下にも、売春婦にも素人にもキャバ嬢にもモテない。ストリートチルドレンにも上品なお嬢さんにも、誰からも全くモテない男である。

ここまで女性に嫌われる男も稀有である。

まさに、女が生理的に受け付けない男とは、寒汰のような人間を言うのであろう。

しかし、おかしなことにフィリピンではそんな寒汰がフィリピン、あろうことかモテ学の講義をするのである。

「おい!いいか? ノボル!俺みたいにモテモテになりたかったら、俺を見習え!」

寒汰はJINROチャムシルをガブガブ飲みながら怒鳴った。場所はご存知 Manila Bay Cafe (aka LAカフェ)である。

地球上で最もモテない男と思われる寒汰がどの口で「モテたかったら俺を見習え」というのだろうか。

しかし、そんな摩訶不思議なことが起こるのがフィリピンという不思議な暗黒ワンダーランドだった。

寒汰が同じことを東京のカフェで叫んでいたら、即座に頭がおかしいと思われて救急車を呼ばれるだろう。

しかし、ここフィリピンでは幸運にも日本語を理解する人間がほとんどいないのだ。

いや、それ以前に、地球上で最もモテない男でも「俺、モテる!俺、イケてる!俺、カッコイイ!」と勘違いさせる猛毒の瘴気が立ち込めているのがフィリピンなのだ。

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ちょうどその時、マニラベイカフェに、数人の日本人が入ってきた。

フィリピン在住のKAZUYAとその仲間たちだ。

KAZUYAは、寒汰とは顔見知りであった。KAZUYAは、軽く寒汰に会釈して寒汰から離れた席に座ろうとした。寒汰のようなクズ人間にも挨拶を欠かさないのがKAZUYAのよいところである。彼は男にも女にも、誰からも好かれる人間であった。

すると、寒汰はあの地の底から響いてくるような大きな声で怒鳴った。

「おい、KAZUYA、俺の隣があいてるぞ!座れ!」

あまりに偉そうな態度にKAZUYAの仲間たちは気色ばんだが、KAZUYAは温厚だった。少し苦笑いしながら、「じゃあ、ちょっとだけお邪魔させていただこうかな」と、素直に寒汰の隣に座った。

どんなクズ人間にも礼をつくすのがKAZUYAである。KAZUYAは、長身だったし男でも見惚れるようなハンサムであったがそれでいて誰にも妬まれないのはその腰の低い態度が大きいのだろう。

仕方なく、仲間たちもKAZUYAの周辺に腰を下ろした。

「おい!KAZUYA、お前、ちょうどいい所に来た。俺はな、このノボルに女扱いの講義をしてたとこなんだよ。ゲフッ」

寒汰は汚らしいゲップをしながら言った。KAZUYAは嫌な顔ひとつせず、寒汰にもニコニコと応対した。

「いやあ、寒汰さんのモテっぷりはマニラの日本人で知らない者はいないですからね。」

微塵も思ってもないことをニコニコしながら言えるのは、KAZUYAが数年前歌舞伎町で有名なホストであったこととは無関係ではないだろう。

そのホストじこみの褒め技に寒汰はすっかり機嫌がよくなった。

「ゲヒヒヒヒヒ、KAZUYA、やっぱりお前分かってるな。俺、モテるだろう?」

KAZUYAは深々と頷きながらニコニコ笑いながら言った。

「はい、寒汰さんは、マニラで、いや、世界で一番モテる人です。僕、昔からずっと憧れたんです。」

KAZUYAは伊達に世界中で何百人もの女を転がしてきてなかった。歯の浮くようなセリフを言ってのけるくらいは序の口なのだ。

「ゲヒーーーーー!ノボル、聞いたか!俺はな、世界で一番モテる人間なんだ。俺、凄い!俺、偉い!ゲヒーーーッヒッヒッヒッヒッヒ!」

ノボルは信じられないという顔をしていた。見たこともないほどの整った美しい顔のKAZUYAの横に並べば、気持ち悪い寒汰はいくらふんぞり返っても、ただの出歯亀である。その出歯亀に貴公子のような男が憧れることがあるのだろうか。しかしKAZUYAは、相変わらずニコニコと笑っていた。

「おい!KAZUYA、今日は特別だ。俺が今からお前に、女にモテる秘訣を教えてやる。どうだ?嬉しいだろう?ゲヒヒヒヒ」

KAZUYAは、寒汰の後方から秋波を送ってくるウェイトレスに華麗にウィンクを送りながら寒汰に答えた。

「はい、ぜひ聞きたいです。僕はいつも寒汰さんのようになりたいって憧れてますから。」

寒汰はゲヒヒと、恐ろしく嬉しそうに笑いながら、ガブガブとJINROチャムシルを飲んだ。

汚らしい口元から酒が溢れてテーブルや床に飛び散った。KAZUYAの綺麗な顔にもしぶきが飛んだが、KAZUYAは事もなげに涼しい顔をしていた。

「よーし、じゃあな、教えてやろう。まず一番大事なことから教えてやろう。それはな、タガログ語だ。KAZUYA、お前も

ちょっとはタガログ語を練習しろ。」

周囲の者は驚いた。KAZUYAは在住日本人の中でも一二を争うほどのタガログ語マスターなのだ。アコとディバ以外のタガログ語を知らない寒汰が、そのKAZUYAに対してどの口で「タガログ語を学べ」というのだろうか。

しかし、KAZUYAは、呆れた表情も見せず、照れくさそうに頭をかきながら答えた。

「いやあ、これは痛いところをつかれました。やっぱり寒汰さんは鋭いですね。すいません、これからはもっと精進します。」

そして、そう言いながら、寒汰に気づかれないように、そばに立っているウェイトレスの尻を巧みに撫でた。ウェイトレスは憧れのKAZUYAに尻を触られて恍惚とした表情をしている。

なにせKAZUYAは男前である。日本でキャバクラに行けば、キャバ嬢たちが全員パンツを脱いで襲いかかってくるほどのモテ男なのだ。

一方の寒汰は、ススキノのソープ嬢でさえ裸足で逃げ出してしまう。二人は対極の人間であると言っていい。

しかし、そんな地球でもトップクラスにモテる男が地上で最もモテない男に説教される。そんな摩訶不思議な現象が唯一起こるのがフィリピンという国なのだ。

寒汰のKAZUYAに対するモテ説教はなおも続こうとしていたが、そこでKAZUYAが涼し気な目を寒汰の後方にふとやってから言った。

「寒汰さん、すいません。寒汰さんの素晴らしいご講義は僕、徹夜してでも、いや、何週間でもずっと聞いていたいんですけど、周囲の女の子が寒汰さんと話したくてウズウズしているようです。これ以上、彼女たちを待たせたら僕、嫉妬で殺されちゃいますよ。ほらっ」

寒汰は背後を振り返った。その時、KAZUYAは寒汰の頭越しに並み居る女にウィンクをした。

すると、女たちは皆、狂喜して飛び跳ねた。寒汰はそれを見て女たちが自分を見て喜んでいるのだと勘違いした。

生まれてこの方、一度としてモテたことのない男は、女が自分を見て喜んでいるのか違うのかすら見分けがつかないのである。

寒汰が勘違いして喜んでいる隙にKAZUYAはすっと席を離れ、仲間たちをまとめて店外に出ていった。

さりげなく、寒汰の前のテーブルには千ペソを置いていた。

KAZUYAは店外に出ると連れの者たちに言った。

「ああいうキチガイには、下手にさからわない方がいい。恨まれたら俺達にさえ何をしでかすか分からないからな。それよりうまく手なづけておけば、いつか使える時もある。自殺テロって奴にな。ハッハッハ。」

実はKAZUYAはマニラに群居するヤクザを束ねる若きボスであった。しかし、その裏の顔を寒汰ごときが知るわけもなかった。

さっそうとKAZUYA一同はマニラベイカフェから去っていった。

ドブ川より臭いマニラ湾の悪臭に包まれたマニラベイカフェに一陣のさわやかな風が吹き抜けて入ったかのようであった。

(続く)

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

6 Responses to 地球上で最もモテる男 (モーセに並ぶ男 III)

  1. きんぐこんぐ says:

    先日、知人の紹介でタガログ語、英語にさほど苦労することない在住の一応ベテランさん達だなと思う人達と知り合えました。もちろんご本人達は自らがベテランなんて概念すらないと思います。

    話がブログの話になりました(ベテランさん達はフィリピンの日常や観光客向けの事などに興味はないので実際は殆ど見ていませんが、、、、)。

    ベテランさん達の情報はとてもじゃないが、ブログなどには載せられない程の裏情報です。たまにブログを見る事があっても新聞読んでれば済むものやら、セットアップ疑惑の釈明文やらでアホくさいそうです。

    ベテランさん達に高田氏のブログをお教えしました。

    「うなづきながら全部読んじゃったよ。よく観察してるよね。文章に知性も感じられるしさ、書いてることは正しいし、何と言っても面白い。でもさあ、寒汰とかっていうそんな変な奴、本当に居るのかね?」

    高田殿、ベテランさん達に高田殿のブログは理解できても寒汰の存在は理解に苦しむそうです。一応、実在すると言っておきました。

    • 私のブログとは、「プラスティック」の方ですか?
      在住ベテランの方に読まれるとは恥ずかしいです。
      そういう方々からしたら私が見ているのもごく表面に過ぎないでしょうから。

      しかし、そんな在住ベテランの方々でも、我らがスーパースター寒汰氏をご存じないとは意外でした。
      寒汰氏によれば、彼は誰よりもフィリピンに詳しいヒーローなのですが、
      フィリピンに何十年も住まれている方がご存じないとは。

      ま、寒汰氏は話すと自分の化けの皮がはがれるベテランとは顔をあわせないように必死で逃げ惑ってるのかもしれませんがww

  2. 差  says:

    寒汰のブログには自演のコメント以外、全く付きませんね・・・。
    寒汰という人は本当にいろんな意味でかわいそうな人間だと思いますが、これも全て全部自業自得だからしかたないと思います。
    このままくだらない人生をまっとうして死ぬだけの本当にくだらない人生なんでしょうね。
    そして残念ながら寒汰の葬式を出してくれる人も参列してくれる人も全くいないんでしょうね。
    最後は、日本で野垂れ死にして半年後くらいに異臭騒ぎで発見されるようなパターンだと予想されますね。
    死ぬまで誰にも相手にされないでひたすらマニラに通って買春するだけの人生というのも世の中にはあるのですね。

    • はい、寒汰ブログには自演コメント以外はまず入りません。
      たまーに入っている本物のコメントも、てっちゃんなど、我々寒汰リークスプロジェクト仲間ですww

      ここまでコメントがつかないブログも珍しいですね。

      日本で誰にも相手にされず、フィリピンでも誰にも相手にされず
      世界中でここまで孤独な人間もいないでしょう。

      他人のパスポートのコピーや荷物を盗んで漁るのが唯一の他人とのコミュニケーションなのでしょう。
      あまりに悲しい人生ですw

      葬式とは良いポイントですね。
      寒汰が死んでも誰一人葬式に来ない..といか葬式を出してくれる人もいないでしょうね。
      帯広の墓に眠る寒汰の実母の霊ださえ、寒汰の葬式からは裸足で逃げ出しそうですw

  3. デバンガーZ says:

    人の値打ちと煙草の味は煙になってわかるもの。

    寒汰の値打ちとラーメンの味はブログを見ればわかるものwww

    • 寒汰ラーメンの味もブログで判断できてしまいますか?
      いやあ、ラーメンの味くらいは唯一期待できるかと思ってたんですがww

      寒汰の人間としての価値は、コメントの数と内容を見ればわかりますよね。
      自演コメントしかないwwww

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