警察署への連行 – カラオケ(KTV)編 XV

寒汰は店内の女の子のスカートの中を片っぱしから盗撮しはじめた。

店内は大混乱に陥った。

女の子は逃げ惑い、他の客は呆気に取られた。

そんな中、店の No.1、カレンだけは落ち着いていた。

スカートの中を盗撮しようとする寒汰にも動じず、きっと睨めつけた。

これには寒汰も気圧されたのか、カレンにこう言った。

「おい、フラッシュライト出せ。お前のスカート長くてパンツが良く見えないから」

予想外の言葉に、さすがのカレンも冷静さを失った。

カレン「そ、そんなの持ってません!」

寒汰「フラッシュライト持つ、店の規則だろ。お前、規則違反。俺、店長に言いつける! ゲヒヒヒヒ」

周囲の誰もが『あんたに規則違反とか言われたくないよ』と思った。

(※ このあたりの寒汰の身勝手な言い分は、10/30、10/31 の彼のブログに書かれています。)

寒汰は叫んだ。「おーい!店長!」

そこにふくちゃんがセキュリティを連れて戻ってきた。

寒汰はニヤリとしながら言った。「おい、お前(カレン)、お前ペナルティな。ゲヒヒヒヒヒ」

しかし、ふくちゃんは、寒汰の言葉には全く耳を貸さずに、セキュリティを促し、即座に寒汰を店から引っ張り出させたのである。

事態が全く理解できない寒汰は叫んだが、もうふくちゃんもセキュリティも容赦がなかった。

寒汰は追い出された。やっと悪魔から解放されたと、店中が安堵した。

店長のふくちゃんは店のスタッフ、そして客を前に言った。

「ご迷惑をおかけしました。でももう安心してください。二度とあの人間はこの店には入れません」

安堵したせいなのか、ロラ子の嗚咽が一層激しくなった。

しかし、問題はまだ終わりではなかったのである。

それから4時間後の閉店間際になって、セキュリティがふくちゃんに報告に来た。

ふくちゃんの顔が青ざめた。

寒汰は店の入口が見える路地で、一人ジンロを飲みながら居座っているのである。

「ゲヒヒヒ、やっぱりフィリピンではフィリピンの酒だ!自給自足最高!サムスン製品を買う奴は韓国人だ!俺は日本国製品愛用だ!」

そう言いながら、グビグビと韓国製のジンロを飲んでいるそうである。

ふくちゃんの指令を受け、セキュリティが寒汰にところに行った。

「一体何が目的で居座っているか」

寒汰はこう答えた。

「俺、閉店なってロラ子が出てくるまでここで待つ!俺、粘着だから何十時間でも待つ!俺、偉い!」

「ロラ子、今日俺と一緒にホテル行く約束した!俺、ロラ子の凹が擦り切れるまで凸凹する!俺、偉い!」

そして寒汰はひと目もはばからず、自分の下着の中に手を入れ、凸をこすりはじめたのである。

あまりの気持ち悪さと臭さに、さしもののセキュリティも逃げ帰ってきた。

この話を聞いてロラ子は大声で泣きはじめた。

もちろん、ホテルに行く約束など全くしてないのである。カラオケには勘違いした客が多いが、ここまで勘違いした客はバホレディ始まって以来初であった。

ふくちゃんは、とうとうあるところに電話した。

そしてようやく事態は終結の方向に向かったのである。

ふくちゃんの通報により警察が駆けつけた。

職務質問に答えるどころか逆切れした暴れだした寒汰は呆気無く逮捕され、警察署に連行された。

寒汰ついに逮捕

連行された後の寒汰の言動はなんの論理性もなく、もはや薬物中毒患者のようであった。

「ロラ子は俺に惚れている。俺とホテルに行くのを待っている。」

「店長が俺とロラ子の仲を妬んで邪魔している。」

「あの店が悪い。俺が経営コンサルタントしたのに金を払わない」

「俺の食事無料、当たり前」

「あの店、なんでもダメ言う。店長が悪いせい。店長をすぐに首にしろ。」

警察はふくちゃん店長からも事情を聞いたが、もうふくちゃんも容赦はなかった。

寒汰は高額の示談金を払って翌朝解放された。日付は11月16日になっていた。

なお、寒汰は自分でブログに書いている。(11月16日の「黒番」でルーシアさんのコメントへの返答)

> 自ら望んで連行されただけ

> 貨物型のワゴン車にも乗ってみたかっただけ

> 内部の構造がどうなっているのか? 同行の方法や質問や取り調べの方法………。

> いろいろと体験してみないと判らないことがありますからね。

> 店の主人の言ったことに、額面どうりの言葉として忠実に従う娘が問題

> 事態発生から任意の調べ開放まで………その店のこと、警察の一般的尋問手順、

> 訴えるものとの和解仲裁………、

> 知りえることは、多かったです。

通報されて強制的に連行されたにも関わらず、「自ら望んで連行されただけ」とは負け惜しみもここまで行くと立派である。

そしてやはり、自分が悪いとは皆目思ってないところが寒汰らしいのであった。

いずれにせよ、カラオケ勤務の娘と凸凹するという寒汰の悲願は今回も果たされなかったのである。

ちなみに、この日以来、寒汰はマニラの日本系カラオケのほぼ全店で出入り禁止になったのである。

また、ロラ子はこの寒汰が起こした騒動のショックがあまりに大きく、この日で店を辞め田舎に帰ったという。

(寒汰物語カラオケ編 完)

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

6 Responses to 警察署への連行 – カラオケ(KTV)編 XV

  1. akitsai says:

    私のイメ一ジは昔の日本人は寒太みたいな人ではなかった.世の中が變ったのでせうか?每日nhk番組を見ています.日本人が好きです.寒太は良い日本人で有りますように……..

    • akisaiさん、残念ながら寒汰は厳密な意味での日本人ではありません(爆) アイヌの方だそうです。でも、彼がおかしいのは人種に関係なく個人の問題でしょうね。寒汰はいつの時代に生まれてもキチガイだったと思います。昔ならなぶり殺されてたんじゃないですかね。

      そんな寒汰が54歳まで生き延びてこられているというのは、逆に考えれば、それだけ日本も寛容になったということですよ。日本は性犯罪者にも温かい社会ですからw

  2. Avril Lavigne says:

    フィリピンでの遊びには慣れていませんが、どこのお店に行ってもその人次第だと思われます。来週からマニラへ行きますが具体的な計画は立てていません。

  3. Avril Lavigne says:

    ロビンソンデパートからペティキャブの運転手にマニラベイカフェまでと告げて向かいましたが、方向も違い時間もかかり運転手が疲れたと言いました。場所もわからず自転車を漕いでるだけでした。同業者に聞きながらたどり着き、店内に入ると 歯がないお腹を空かせた年増の女が近づいてきたので無視をしたら去って行きました。

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