アドボ子の日常 – 寒汰と自称女子大生の売春婦「アドボ子」物語 III

主婦アドボ子は意外と忙しい。

8歳になる息子TJは乳児の頃から粉ミルクの代わりにコーラを哺乳瓶につめてやっていたおかげで2歳のころから糖尿病を患っている。この治療費が高いのだがこれを稼がなければならない。

(※ コーラを粉ミルクがわりにやっていたおかげで糖尿病を患う乳児はフィリピンに多い)

4歳になる次男は旦那のヒモンが嫌っていて目を離すとすぐにぶっている。どうやら次男は本当の父親は自分ではないと気づいているようだ。

そんな子供たちの世話を片手間にやりながら、全く仕事をする気配すらない旦那のヒモンとの凸凹にも励む。

たまにLAカフェで捕まえた客から電話やSMSがあるが、そのたびに声色をかえて「ダーリン!アイミシュー!♥」と叫ばなければいけない。

いつなんどき、旦那のヒモンと凸凹してる最中でも他の男に「アイラビュー!」を叫べる自分は何かの天才ではないかとさえ思うアドボ子であった。

ストレスが溜まってくるとシャブで一発決めてすっきりするのだが、それも金がかかる。そんなアドボ子に目下大きな悩みがあった。先月気づいた妊娠だ。

相手が誰なのかアドボ子にも全く分からない。旦那のヒモンは8年間付き合ってきて一度も避妊などしたことがない。LAカフェで捕まえる客も避妊しない客がほとんどだ。

堕胎するしかないのだが、その薬も入手しなくてはいけないし何より気分が思い。

(※ フィリピンでの堕胎は薬を使って自宅で行う場合が多い。医師は関与せず少なからず危険がある)

そんな折に日本人寒汰と出会った。気持ち悪くケチそうだが、金は持っていそうである。

元々それほど客の多くないアドボ子ですある。この臭い日本人から大金をせしめることで今の閉塞した生活を一気に打開できるのではないか、そう思えるようになってきた。

アドボ子が物思いにふけっているとふいに携帯電話が鳴った。あの異常に臭い日本人、寒汰からの着信である。

(続く)

About plastictakata
暗黒の国フィリピンやパッツン天国タイでばら撒き、自主パト、凸凹するのが趣味の57歳のオサーンです

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